砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

2009-01-01から1年間の記事一覧

第1812滴:10000の瞳~ウソつきか無能か

よく「社長」と呼ばれる人たちと飲みに行きますが、 そのときに延々と「理想」を唾を飛ばしながら語られます。 酒の席ならまだいいです。が、それを朝礼で語るのはいかがなものか。 酔っ払いながら他人にくだを巻くついでに理想を語るならまだ許せますが、 …

第1811滴:仕事は辛いもの。でも、

来春に長女が就職するので、世の中というか特に会社、仕事とは どんなものなのかを父として偉そうな態度で説明してやりました。 まず「今の気持ちは?」と訊ねると「ワクワクしてる♪」と彼女は答えた。 もうこの段階で0点です。 基本的に、仕事は楽しいもの…

第1810滴:利益を生まない追い焚き発想

私は、肌を刺すような一番風呂が大好きですが、 やむを得ずそうでないときもたまにはあります。 しかし、家族といえども、だれかが浸かった後の湯に入るのは、 なぜか負け犬になった気分で抵抗があります。 そこで、私はどうするか? 追い焚きをせず、新しい…

第1809滴:籠の外の世界

石川県でうだつの上がらないサラリーマンを15年間も続けている 氷川きよしを5~6発ほど殴ったような顔のお客さんと話しました。 ちなみに、氷川きよしを5~6発殴ると前川清のような顔になります。 だから、そんなことはどうでもいいんです。 40歳近…

第1808滴:成功する生き方と失敗しない生き方

45歳。女性にとってはどうだか分かりませんが、 男性にしてみれば脂ギッシュでいい年齢なのでは。 朝、目覚めると顔中、橋本元首相並に脂が浮いてます。 そこで、今までをちょっと振り返ってみて思ったこと。 40代前半までは、必死に「成功する生き方」…

第1807滴:OB会名簿を作ってみよう!

今までに何人の社員が辞めたでしょうか。いや、 何人の首を切ったのでしょうか。 かなりの数だと思います。 今、社員数が10人の会社でも、これまでに30人くらいは その会社に籍を置いたのではないでしょうか。 その名前をズラッと紙に書き出して下さい。…

第1806滴:円満な夫婦関係を維持するために

昨日の社長夫妻との会話の中でも「夫婦関係が上手くいかないと 会社経営にも影響を及ぼすよね」と笑えないようなお話がありました。 そうなんです。これは税務調査よりも大切なことです。 では、どうすれば夫婦関係が円満にいくのでしょうか。 それを解明す…

第1805滴:教育という名の飼育

ある社長夫妻から、自らの夫婦喧嘩の仲裁役を頼まれたことがあります。 まぁ、犬も食わないとはよく言ったもので、本当につまらないものです。 社長「杉山さん、こいつは俺を束縛し過ぎるんだよ」 奥様「あなたが心配だからじゃないの」 社長「高校生じゃな…

第1804滴:昨日の上顧客、今日、何処?

(1)500円玉を握り締めた中学生。 (2)1000円札を胸ポケットから出したサラリーマン。 (3)金色のクレジットカードを財布から取り出した団塊の世代。 このような3人のお客さんがいたとします。 たった1人だけ大切にしろと言われたら、 あなた…

第1803滴:演技力>資本力+営業力+技術力

今まさに、どんな会社が苦しんでいるかと言えば、 「仕組み」と「仕掛け」がまったくない会社です。 株やったり土地転がして儲けて来たんでしょ。 今までそれで生きて来れたんだから、 それだけでも手を合わせて感謝をしないといけません。 そうじゃない!本…

第1802滴:「1対多数」の構造を「1対1」にする方法

商売をやっている以上、必ずと言っていいほど付き合うのが税理士。 ただ、勘違いをしていけないのは、税理士と付き合ったところで 決して商売が繁盛する訳ではないということです。 それは至極当然なことで、税理士の仕事は税務相談であり、 経営指南がその…

第1801滴:幼い頃の将来の夢(なりたい職業)は?

IT系の会社を営む33歳の社長(♂)と会いました。 どうやら随分と儲かっているようですが、借金も凄い。 ちなみに、彼は最近まで「波浪警報」を「ハロー警報」と、 「灯台下暗し」を大正デモクラシーのように「とうだいモトクラシー」と 思っていたそうで…

第1800滴:お客さんを運んで来てくれる人たち

よく会社の壁に「お客様第一主義」と書かれた額が飾ってあります。 でも、よく見ると西陽がバンバン当たって紙が黄色くなっています。 大体、こーいう会社は胡散臭い。 どうしてお客さんを大事にするのでしょうか? それは、お金を支払ってくれるからですよ…

第1799滴:●●●よりも●●○●のほうがいい

サラリーマンの諸君、無意味な3連休でちょっとは癒されましたでしょうか。 え?何ですって?全然聞こえませんよ。 そうそう、まったく癒されませんよね。 それどころか、かえって今日がアンニュイと言うかヘヴィなはずです。 ちょっと前までは、10月10…

第1798滴:93%の遠藤さんが痔の理由

今、起業する人たちの本当の理由をご存知でしょうか。 「夢を達成したい」とか「もっと稼ぎたい」というのは大義名分で、 本当は「今の上司から逃げたい」というのがほとんどです。 今、新しいことに向かっている人の93%以上は逃避しているだけです。 9…

第1797滴:私の中に脈々と受け継がれる仕事の選び方

たった今、東海地方に台風が直撃している真っ最中(午前7時半)です。 超どピークです。怖いですねぇ。。。 私は、台風と雷と火事と地震がトマトジュースよりも怖くて大嫌いです。 私とトマトジュースの関係は、カエルとアナコンダの関係に等しいです。 「…

第1796滴:平日の真っ昼間から「永楽の癒」で乾杯!

「もうやめたッ!」と叫んで会社を閉じる社長、 ある日突然、辞表を提出する社員。 最近、そーいうビジネスマンが多くなっているそうです。 燃え尽き症候群とか、100年に一度の大不況がキッカケになっているとか、 その原因となる要素が無意味に取り沙汰…

第1795滴:正しい個性の伸ばし方

このようなご時世だから、もっと個性的な商品、もっと個性がある社風を! という企業や社長が多いです。 そうですか。では、その個性的の「個性」とは一体、何なのでしょうか。 それは、コンプレックスのことです。 よく「個性を伸ばす」と言いますが、そう…

第1794滴:今を生きる2代目の心構え

政治家に限らず、どの世界でも2代目の葛藤は大きいものです。 来期(11月末決算なので12月1日)から社長を任されることになった 若い2代目から「どうすればいいのか?」と相談を受けたのですが、 あなたに会ったこともないから、そんなこと訊かれても…

第1793滴:横綱の陥落はあり得ない

今日までに会社を閉じた社長を少なくとも100人以上は知っています。 昨日までは社長。今日からは普通の人。 それが不況による倒産であれ、体力的&気力的にできなくなって 廃業した場合であれ、とにかく会社を閉じたことには違いありません。 先日、アパ…

第1792滴:正しいクチコミ菌の散らし方

ちょっと肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。 厄介な新型インフルエンザもひたひたと広がっているようです。 そこで、ふと思ったのですが、 インフルエンザのウイルスは横に広がりますよね。 まぁ、当然、同じ世代、同じクラスという1つの…

第1791滴:場数の意味

私が口内炎を発症する理由は明らかで、それは過剰にせっかちだからです。 ビタミンなどの栄養不足ではなく、熱いものを熱いうちに口の中へ入れ、 とにかく早く胃に送り込もうとガツガツ食べるためにヤケドをしたり、 自分の奥歯で口の中の肉をガキッと噛んで…

第1790滴:お山に登るか、知恵を使うか

私の仕事もそうですが、社員も雇わず、仕入れも発生しないような仕事は、 インチキだと思っています。 が、ローリスクで生きていくためには、それが正解だとも確信しています。 社会のために1人でも多く雇用することは大変素晴らしいことですが、 別に私は…

第1789滴:その不安、ミミズの脳ミソほどもないでしょ

私がこの世にご生誕になって45年と一週間が経ちました。 今、脂が乗り切っているミディアムレア状態というか、 朝、自分の加齢臭で目覚めるくらいなので半分腐っているかも知れません。 ってことで、今までに実に多くの経験をしました。 殺人、窃盗などの…

第1788滴:会社と仕事と我が家の生計

厚生労働省系の独立行政法人に勤めている1人の課長と話しました。 きっとその部署の中でもまじめなのでしょう。 「たしかに同じことを繰り返しているだけで税金の無駄遣いだと思う」と、 神妙な感じで漏らしました。 その会社(独立行政法人)に意味はない…

第1787滴:疲れた貨幣

よくテレビや新聞などで「経済が疲弊している」とか言いますが、 疲弊には「状態が悪化して活力をなくしてしまう」という意味があります。 疲れた貨幣とでも言いましょうか。 疲弊の「弊」と貨幣の「幣」は若干、違いますが、 「弊」自体にも出費とか浪費と…

第1786滴:2つの営業~中古のカローラに乗らないために

今から8年前に創業すると打った企画がバンバン当たって異様に大儲けして、 来年の1月にBMWの車検が切れるので次はベンツにしようかと悩みながら、 でも、貯金も大事だと小銭を貯めつつ毎週水曜日には決まってコメダ珈琲の シロノワールを甘ったるいココ…

第1785滴:過分数から帯分数へ

サラリーマン時代に毎月10万円の副収入があった人が、 独立するや否やそれが確保できないケースが多いです。 おそらく毎月10万円も副業で稼げば、 「独立してこれだけに専念すれば50万円にはなるな」と思うはずです。 期待数値をはじき出す場合、人間…

第1784滴:真説~喜びのタネを蒔こう♪

小さな会社の社長の口癖。 それは「縁あってうちに入った社員だから幸せになって欲しい。 うちと関わったお客様も幸せになって欲しい」という実にウソ臭いものです。 本当にウソ臭くて胡散臭い口癖ですよね。 でも、これが不思議なことに言っている本人は、 …

第1783滴:大企業の受付嬢は眠らない

ちょっと高級なバーを経営する社長に会ったときのことです。 「リーマンショック以来、売上げが随分と下がってね」と彼が言いました。 んな訳なく、絶対にこいつは間違っとると思った私。 ビールが飲みたければ、近所にある自販機に行って小銭を入れればOK…