砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0020滴:社長の「コトの重要度」の見分け方

今年もあと4ヶ月ちょっととなりました。そろそろ年賀状のネタでも意識 しながら生活しようかと思っている@人生身包みすべてネタの杉山です。

毎年、“年賀状だけのお付き合いの人”が増えてます。 これは良いことでしょうか、それともとっても怖いことなのでしょうか。

ちなみに昨年の年賀状では、すべてワープロで打たれていて、1文字も本 人の筆跡がなかったものが全体の25%もありました。

さぁ、そんな寂しいハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■社長に限らず、その人にとっての“コトの重要度”は、 ちょっとしたことで簡単に見分けることができます。

“その人がこっちに来るか、私があっちに行くか”だけです。

■今まで本当に多くの社長と、面と向って話をしてきました。

そのほとんどは、私が先方に出向いて会うことばかりでした。 だから、今から思えば、ほとんど大した用事ではなかったんでしょうね。

■急を迫る問題か真剣な相談をもちかける社長は、 “必ず会いに来る”か“会いに行く”と言います。

・「ちょっと相談があるので、こっちへ来れない?」と言われたら、 ⇒珈琲でも飲みに行こう~、って気分で私は向います。

・「相談があるので、杉山さんの都合が良い時に来れる?」と言われたら、 ⇒11時30分頃に行って、必ずランチでもおごってもらいます。

■別に先方へ出向くことが、嫌なわけではありません。

基本的には、仕事としてお客さんの所へ伺っています。

ただ、イレギュラーな仕事が発生した場合の、 こちらの心構えと優先順位をつける際のささやかな基準です。

体が震えるような本当に凄いアイディアが浮かんだときや、 年商3000万円の会社が1000万円の手形で引っ掛かったときに、 のんびりとアポの電話をしている人は少ないと思います。

■アポなしで、「珈琲飲みに行こう!」と急に来られるときもしばしば。

でも、それはそれで必要とされているわけですし、 古いタイプの二枚目ホストとして割り切ってお付き合いしてます。 辛いですけどね。

本当に自分にとって重要な相談なら、 ンもスンも無く思いっ切り相手の時間を侵害すべきです。

本当に重要な相談なら相手も十分理解してくれますし、 必要とされた喜びを、きっと感じてくれるはずです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

以前に自己破産の話を書きましたが、 本当に急迫している人は、時間を選びません。

というか、時間の感覚がマヒします。

「債権者はウチへ押しかけて来るの?」 「シャッターに紙は誰が貼るの?」 「いつまでウチに住んでいられるの?」

日曜日でも夜中でも電話が掛かってきました。 逆に必要とされてると感じるから、こっちも真剣に応えるんですよ。

自分にとって有益なモノは、何でも上手に使えばいいんです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━