砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0021滴:選ぶ人、聞く相手が間違っている

夜空に浮かぶ飛行機の点滅灯を見ると、たまらなく胸が熱くなる、センチ &ロマンティスト@セピア色が寂しげに似合う杉山です。

一人、窓辺で夜空を眺めていると、遠くかすかに火星が光って見えた。

火星・・・。 オーソン・ウエルズの「火星人襲来」と鳥羽水族館のタコしか思い出せな い。そんな自分が大好きです。

さぁ、そんな10人中2人しか分からないハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■こんなメルマガでも、適宜チェックをしてくれる人がいます。

と言うか、私からお願いしています。

■まだまだメルマガの発行回数は少ないですが、 毎日書いているということや、独自の世界観を書いているだけに

そろそろ“ライティング・ハイ”になってくる頃です。

要は、文字書きながら調子こいてくる頃に差しかかった、ってことです。

■だから、自分を戒めるためにも3人のチェッカーがいます。

基本的には、私にとって気持ち良いことは言わなくていい。 自分なりの修正点や気になること、「あれッ?」と思ったこと等 つまり私にとって改善の余地があることだけを言ってもらいます。

■でも、一番肝心なのは、そんなチェッカーの適性です。

まず日本語が通じないと話になりません。

つまり、“メルマガって何?” “まぐまぐ!なんて知らない”

って人は問題外です。 日本語って、そういう意味で使っています。

■特に私の場合は、 文章の良し悪しや内容の出来 or 不出来が知りたいんじゃありません。

【砂漠に水】1誌としての質の評価ではなく、 『まぐまぐ!』の中の他誌との比較において、 面白かったか、つまらなかったかが知りたいだけなんです。

■だから、絶対評価ではなく他誌と比べての相対的な評価を望んでます。

同じメルマガ1誌をズッ~と読んでいれば、 絶対いつかは飽きるに決まっていますし、 1ヶ月も経てば、アラ探しだけに終始することは目に見えてます。

ですから、『まぐまぐ!』で最低20~30誌は購読して、 他誌との比較が明確に出来る人こそが、 私にとって最高のチェッカーというわけです。

■この【砂漠に水】の購読者層も メルマガを10誌以上は取っている人だと勝手に想像しています。

その中で、上位過半数に位置すれば御の字だ、 と言うのが私の考え方です。

以前にも書きましたが、私は決して1番を狙いません。 1番は、すぐ飽きられるし、順位が下がった時にすごく目立つ。 それに比べ、5位と6位が入れ違っても誰も気づきません。

絶好のポジションです。

そんな私に1番になる方法を意見具申していただいても、 それこそ、真夏のダッフル・コートです。

■私が一番欲している“耳が痛い意見”を適確に与えてくれる人は、 私が決めるしかありません。

それが、私のガンリキです。

■人の選定や、意見を聞く相手を誤ったばかりに、 会社の方向性や意識のベクトルが、意図した方向に行かないことがある。

そんな会社は、ゴロゴロあります。

選ばれた人に遂行能力がない! のではなく、 選んだアナタに人事能力がない! ってことに、誰も気づいてはいない。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

聞く相手が間違っている典型的な例は、

会計事務所の職員に「売上が伸びません」と うつろな目で訴えかける社長。

ただひたすら帳面の数字を±0にすることしか考えていない 電卓マニアに何を聞いても無駄。

本文の続きになってしまったぜい。 編集後記って、一体、何を書けばいいんだい?

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━