砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0022滴:日本語が通じない!?

「北風と太陽」の話って、乾燥肌と汗っかきのどっちがキライ?って聞い ているように思えてしまう@口の周りだけが乾燥する杉山です。

実は、【砂漠に水】というタイトルを決める前に、いくつかのタイトル候 補がありました。

乾燥肌のアナタだけにソッとお知らせいたします。汗っかきの方は、さ っさと本文に飛んで行ってください。

●ゼクシィ心理学 ●営業マンは断り続けなさい ●がんばれ課長!明日は出向だ ●日経でローリングストーン …

人格と品性と視力を疑われて、おまけに読者数まで激減してしまう気がす るので、これ以上はやめておきます。あくまでも…→ビジネス系。

さぁ、そんな心まで乾燥するハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■たしかに高校時代に、グラマー、コンポ、リーダーの成績が良くて、 今、マット・ビアンコのCDを聴きながらメルマガを書いていても、 私は日本人です。

そう、セイコーの時計と同じ、思いっ切り「MADE IN JAPAN」です。

■だから普通に日本語を話しますが、これが通じない。

昨日の【砂漠に水(21滴)】で、

“メルマガって何?” “まぐまぐ!なんて知らない”

って言う人に対して、日本語が通じないんだ、と書きました。

■要は、そのプロジェクトを遂行するための、 最低限必要とされている適性に思いっ切り欠けてる奴だ、ってことです。

霊長類ヒト科としてや国籍の問題ではなく、 あくまでもオン・ビジネスでのジョーシキ、それが通じないんです。

■ところが、霊長類ヒト科としても疑いたくなる怖い実話。

「文明の利器」という言葉がある。 …発明や時代の進歩により、 社会に大いなる便益をもたらす物に例えられる言葉である。


忘れもしない高校時代の春…、う~ん夏、秋だったかな…、 私の友達がしきりに会話の中で 「文明の“か”」というのを連発していた。

初めは何のことかサッパリ分からなかったが、 話の流れでどうやらそれは「文明の利器」のことだと判明した。

では、何故「文明の“か”」なのか、 私なりにじっくり検証してみた結果、驚愕の結論が出た。

●「文明の利器」→「文明の力」→「文明の“か”」

要するに“利器”を“力”と勘違いし、 更に“リキ”と読まずに“か”とひらがな読みしていたのである。 ラ変変格活用かポケモンなみの進化形である。

「文明の力」までは許せるが、ここまで来ると閉口するしかない。 当然、注意をする気力もないし、それどころか、 こんな奴がオレの友達にいていいのかとさえ思ってしまった。

注意をされているうちがハナだと、 つくづく感じさせてくれた青春の1コマであった。

■多分、ケラケラと笑っている方も多いかと思いますが、 これと同じようなビジネス上の恥ずかしい勘違いをしている人は、 結構多いですよ。

ビジネスで「文明の“か”」と同じようなミスを犯して、 日本語が通じない奴だと思われるケースがあっても、 私と同じように世間は見過ごして、ほおって置くもんです。

気づいていないのは、そう、自分だけ。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

マット・ビアンコから、国府弘子に変わった午前9時。

中味の曲をノー・チェックでバンバン買う私は、 ジャケットの写真だけで判断して国府弘子のCDを買ったら、

全部、ピアノのインスツルメンタルじゃねぇか!

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━