砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0032滴:メディアとしての最低条件

どんなに暑くても、半袖のYシャツを着ることは絶対にない@だって、そ れは白いソックスにメッシュの靴を履いて、緩んだウインザー・ノットの 結び目でお見合いをするくらい恥ずかしいことだからと言い切る杉山です。

多くの方から“一ヶ月間皆勤おめでとう”という温かいメールをいただきました。

悲しいくらい、計算どおりです。

たくさんの方から愛されているという実感を、全身で強く感じました。 あッ!そー言えば、もうすぐ私の誕生日。さらに、全身打撲したいです。

さぁ、そんなもうすぐ介護保険料が引かれる年齢というハナシはバシッと やめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■内容はともかく、“まぐまぐ!”のメルマガ29,000誌中で、 フレーム・レイアウトのキレイさだけは、 ベスト10に入るんじゃないかなぁ~と、勝手に思っています。

別に複雑でもなく、かえってシンプルな線と適度な行間で、 文字を引き立たせるように、心がけています。

■メルマガは、秀丸というソフトを利用して書いていますが、 これが、ワードで文字と線を書かせたら、 東海3県では3本の指に入るくらい、これまた丁寧。

“半角のスギヤマ”と言われるくらい、細かいんです。

1行で収めたいときに、上手く収まらないと、 言葉や文字を変えてまで、強引に収めたりもします。

だからといって、仕事ができる事とは、まったく因果関係がありません。

■次に句読点。

ちなみに句点が「。」読点が「、」。 他のメルマガの文章より、断然、読点の数が多いと思いますが、 息継ぎポイントでバシバシ入れています。

文法なんか、一切無視です。

■そんなことよりも、何よりもこだわっていることは、 配信時間です。

読者数が、10人でも1,000人でも10,000人でも、 自分にとっては、線一本で繋がっている大切なリスナーです。

言ってみればメルマガ自体が、メディア。

■私は【砂漠に水】を書くとき&発信するときに、 超ローカル放送局:FMスギヤマのDJ、 映画『アメリカン・グラフィティ』のウルフマン・ジャック気分で 心地良くトーク・ライブしているつもりです。

■新聞は、毎朝決まった時間に届くから、価値がある。

その日によって届く時間がマチマチな新聞には、誰も価値を見出さない。 たとえそれが、30分のズレであっても。

だったらメルマガだって、最低限、決まった時間に配信するのが、 当然のルールだと心から確信しております。 それが、日刊でなく、週刊や月刊であっても。 “不定期”は、まず購読しません。

「どうして10時なの、どうしてこだわるの?」とよく聞かれますが、 自分のメディアとして位置づけたいこと、そして、 自分への“時間厳守”というミッションです。

■私が良いメルマガか、そうでないモノかを 選ぶ大きなポイントの一つがソレです。

内容なんて、それぞれで、そう大した差は、ない。 発信者の思いと価値観が、自分と合っているかどうかで、 [登録] or [解除]の判断をしています。

※相互紹介は、文字で気が合った人としか、やらない前提。

■だから、時間に対する価値観が合わない社長とも、 一切、お付き合いをしていません。

アポを取ったにもかかわらず、平気で10分以上待たせるということは、 窃盗ではなく、強盗です。

時間に対する価値観が、一番その人の人間性を表します。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

『アメグラ』のウルフマン・ジャックが、カッコ良かったです。

「出かけろ。君の人生はこれからじゃないか」と忠告する場面のセリフ。

It's a great big beautiful world out there, and here I sit, sucking on popcicles.

(外には広大で美しい世界がある。だが俺はここに座って、 アイスキャンディーをしゃぶっている)

小さな自分だけの世界に閉じこもっているんじゃなくて、 外に飛び出し、思いっ切り自分勝手に爆裂しようじゃ、あ~りませんか。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━