12月には、山下達郎の「クリスマス・イブ」を聴きながら、ディケンズ の「クリスマス・カロル」を読みふける@O・ヘンリーの「賢者の贈り物」 ではタオルを用意しながら号泣する杉山です。
なんでもカタチから入る私は、そろそろ師走グッズの整理と準備に取り掛 かります。
でも、その前に…、なにか大事なことを忘れているような…、 …あぁ~そうか、今月の18日は、誕生日だったんだ。
さぁ、そんな相変わらず乏しい演技力のハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■ヒット曲にも使われましたし、何かと良い意味で使われる言葉、 オンリーワン。
他を蹴落としてまでも上り詰めるナンバーワンではなく、 自分だけのユートピアを作りましょう、って感じの オンリーワンという発想の方が、ニッチ市場を狙う零細企業には最適、 とよく思われています。
■それは、とんでもないハナシ。
個性とか人間性の問題ならば別ですが、 ビジネスの世界では、一般的には“評価”が基準となります。
オンリーワンでは、評価はされません。
■私の知っている会社が、 オンリーワン&ナンバーワンなのに、潰れました。
独自の開発した商品で、誰も手を出していないカテゴリで、1番。 …→だから、潰れました。
■要は、そんなもん世の中になくたって、なんてことはない、 ってことです。
世間が欲しくもないモノを、いくら安くお値打ちに提供すると言っても 誰も見向きもしません。せいぜい、やくみつるくらいなもんです。
日曜朝市の行列は、タマゴの安売りだから、オープン前から並ぶんです。
■だから、競争・競合するカテゴリで上位を狙うことしか、 ビジネスでは、評価はされません。
以前に、“まずは、6位入賞を狙う”という記事を書きましたが、 それも、その一つです。
オンリーワンでは、6位入賞なんて関係ありませんから。
■オンリーワン(絶対社会)ではなく、ナンバーワン(競争社会)が、 ビジネスでは、評価をされる市場。
だから、まったく評価のされないフィールドで、いくら頑張ってみても 徒労に終わるだけです。
オンリーワンというのは、ナンバーワンを経験した人が、 さらにバージョン・アップした究極の進化系のような気もします。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
“まぐまぐ!”では、“アマゾン”のリンクが外されているようですね。
どうでもいいんですが、3人のメルマガ発行者に、汚れのない親切心で 「:」が抜けています、ってメールを送ってしまいました。
こんなの2人目で気づくべきでした。
晩夏から初秋にかけて、必ず詠む句があります。それでは、ココで一句。
売れないと 嘆く社長に 秋の蝿
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━