子どもと一緒にLEGOブロックで、「ここがお風呂、パパの部屋はこっ ち」って、豪邸を作っていたら、あまりにも現実とかけ離れ過ぎたので、 虚しくなった@3階建て以上ができない、積み木の方が好きな杉山です。
大いなる理想は、果てしなき絶望につながることを、今のうちから教育す べきだろうか。なんてことは、ミミズの脳ミソほども考えておりません。
子どもには、中途半端に勉強ができるより、箸の持ち方さえ正しければ、 生きては行ける、と言っております。多分、それが正解、間違いないッ。
さぁ、そんなあと24年も住宅ローンがあるんだぜってハナシはバシッと やめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■理想のリーダーや、尊敬する経営者について聞かれたり、 そんな話をしている光景を、よく目にします。
あまり興味がないのか、女性の社長からは、 一度もそれについて、聞かれたことはありません。 確かに“西太后が好き”って言われても、怖くて目が泳ぎます。
■社長の年代にもよりますが、 やっぱり坂本竜馬や諸葛孔明とかが、ダントツに人気があります。
こう言ってはなんですが、坂本竜馬や諸葛孔明を選ぶ時点で、 NO.1を捨ててるんですけどね。しかも、虚構の人物だし。
■それを社員が選ぶなら、まだ話は別です。
ただ、こんな話題で、あえて敵を作ることもないので、 ひたすら黙って、うなずきながら聞いています。そう、
黙ってうなずいているときほど、相手との距離が開くものです。
■基本的には、会ったこともない人を、理想とする習慣もないし、 ましてや歴史上の人物を尊敬したりは、絶対に、私はしません。
だって、知らないんだもん。
■amazon.co.jpで、読んだこともない本のレビューは、平気で書けても、 会ったこともない人を、尊敬することは、決してできない性質です。
■社長ばかりの異業種交流会で、理想とする歴史上の人物を、 順番に言わなきゃいけないときがありました。
その場の雰囲気を壊してはいけないと思い、気を遣って “風車の弥七”って言ったら、烈火の如く、叱られました。
団塊の世代には、冗談も通じやしない。
■でも、会わなくとも、影響を与えてくれる人はいます。
オンラインが、その一つです。秋田から群馬から長崎から等、まだ、 私が訪れたこともない土地からさえも、また顔も、手の感触も 知らない人からの何気ない一言で、 元気になったり、励まされたりもするものです。
私にとっては、坂本竜馬や諸葛孔明なんかよりも、 ズッ~と敬愛すべき人々です。
■それは、パソコンの向こう側に、生きているという 目には見えないけれど、確かな体温を感じるからです。
都合の良いときだけ、歴史の教科書を引っ張り出してくるのではなく、 手本となる立派な方は、自分のまわりにイヤってほどいます。
■3次元で、モノを考えるんです。
勝負は、この世。いくら立派でも、 紙の上の福澤諭吉は、私に話しかけてはくれません。 それどころか、手元から離れようとさえしています。だから、ズッと できれば複数で、そばに居て欲しい。
明日の【だから、カーネル・サンダース(復路編)】は、 感動巨編です。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
いただいたメールをお返しするときに、たまに 送り主の名前を勝手に、略したりしてます。
例えば、壇の内五郎(略して、ダンゴウ)さま、って。
今度、その方がメールを送ってくれるときに “ダンゴウで~す”で始まって、それで終わるので、
“誰だ、お前? 建設業者のコードネームか?”
って、ことになってます。 久し振りに反省しております。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━