砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0145滴:漢字ではなく、ひらがなで考える

変声期で、ちょっとシャイな森進一を気取っていた小学生の頃、日米対抗 ローラーゲームの東京ボンバーズが大好きだった@でも、あれはあまりに も危険な凶器だろって、幼いながらにも引いてしまった杉山です。

良いか悪いかは別にして、一年中を半そで半ズボンで通した小学生の僕は、 そんなことをしてまでも、とにかく目立ちたかったそんな奴でしたこの私。

鬱陶しい友達が“なんで健康優良児にならないんだ”って聞いてきたとき、 6年3組の教室の片隅で“成績が足らねぇんだよ”って叫んだものでした。

さぁ、そんな健康優良児は優秀な成績と歯が丈夫でなければなれないって ハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■いくら素晴らしいネタでも、上手く伝わらなければ、 燃えないゴミと一緒です。

難しいことを難しく伝えることは、誰でもできます。 難しいことを優しく伝えることは、難しいものです。

■だから、ひらがなで考える。

私は、モノを考えるときには全部、ひらがなです。 漢字では、脳ミソのシナプスが、つながりません。

■そして、ひらがなで伝えます。

吐き出すときも、全部ひらがなで、吐き切ります。 イメージは、二日酔いで、胃液まで吐く感じです。

申し訳ありません。ネタとして、ちと吹きました。

■つまらない講演や講義は全部、漢字です。

だから、とっても深い眠りに就くんです。 漢字では、相手に気持ちは伝わりません。

■マンガをとっても意識しています。

マンガは、その画が面白いから、ヒットする訳ではありません。 その吹き出しの言葉が、面白いだけなんです。そんなものです。

■そして、その吹き出しの言葉は、すべて 珠玉のキャッチ・コピーになっています。

だから、私も流れる文章なんかではなく、 すべてキャッチ・コピーを意識してます。

■七五調で考える。

前にも、お話をしましたように、このリズムで考えて、 このリズムで伝えます。マンガは全部、そうなんです。

■自分だけの定番を、そう、作るんです。

私にとっては、マンガの吹き出しが、 このメルマガの、フレームなんです。

■そこに、決まった文句と決まった文字を

そう、並べるだけなんです。ひらがなは、 相手が勝手に、良い解釈をしてくれます。

■言葉の体温なんて、そんなことで決まるものです。

話し言葉だけではなく、手紙やメールの温かさも、 そんな気遣いで変わるものです。そんなもんです。

■人が集まる人と、そうでない人。

人は、分かりやすい人にしか、集まりません。 難解な人には、厄介な人しか、集まりません。

■どんなときも、漢字ではなく、ひらがなで考える。

要は、自分が分からないことは、誰も分からない、 ってことなんです。アタマの中で咀嚼するんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

そろそろ山下達郎の曲を流しながら、 ディケンズの『クリスマス・カロル』を読むこんな私は、 O・ヘンリの『賢者の贈りもの』で号泣します。

サンタさんって本当にいるんだよね…、 そんな澄んだ子どもの心をこの時期だけ たまたま持ち合わせる杉山さんプレゼンツ!

名付けて“杉山サンタはここにいる!” サブタイトル:OLは断ることを覚えなさい!

たった1名だけに、どっかでランチをおごってやる。 でも、12月は意味もなく忙しいので、来年の1月中に、 おごってやる。〆切りは、明日の午前9時。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━