砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0176滴:楽しい祭りもいつかは終わる

無精ヒゲを生やしたまま、眉間と目尻にシワを寄せて、一人平井賢ごっこ を楽しんでいたら、ノドの奥が痒くなって、ロッド・スチュアートみたい なセクシーな声になった@変声期が、小学校3年生のときだった杉山です。

ちなみに、シェービング・フォームを使って、ときどき森繁久彌ごっこも 楽しみます。そして、鼻の下だけを剃って、お湯で顔を洗えば、次元大介。

さぁ、そんないつかはアフロにして一人クリスタルキングごっこも楽しん でみたいってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■新聞によりますと、上場企業の3社に1社は、 実質的には、無借金経営なんだってことです。

純真な中学生の頃、親の目を盗んで観ていた “ウィークエンダー”を思い出してしまった。

■とっても大きな会社でさえ、借金は嫌なんです。

実質無借金なので、実際に借入金はありますが、 手元の現預金から借入金を差し引いても+です。

そう、小さな会社の借金は、絶対に返せません。

■要は、いつでもどこでも会社が止められる状態、 それが一番ってことなんです。

以前に何度もお話しましたとおり、今の時代は、 商売の純利益から、借金を返済するってことは、 100メートルを 逆立ちして13秒台で走ることと、 同じくらい難しいんです。13秒台に意味はない。

■小さな会社だけに限らず、個人でも同じことです。

生きていく最小単位である“個人”も、一緒です。 他人からお金を借りてまですることは、一切ない。

■そういう私も、あと23年間も、住宅ローンが残っています。

私の唯一の負債は、これだけなんです。登記名義は私でも、 抵当権者に住宅金融公庫と書いてあります。あと23年もね。

■今だったら、絶対に借りやしません。し、建てもしません。

私の仕事は、春は鳥取、夏は北海道、秋は富山、冬は沖縄、 そんな場所でできる仕事なんです。桜前線と、お友達です。

■100% みんな裸で生まれて、そしてみんな裸で死んでいく。

だから、裸のまま、生きて行けるようには、なっています。 住宅と車と教育にかかる資金が、そんなに必要ですかい?

■楽しい祭りも、いつかは終わる。

大きくても小さくても、会社はいつかは終わります。 そして、借金をした会社の経営者は、絶対に最後は、 自己破産で終わります。自分でなければ、次の世代。

■自己破産がダメだって、言っている訳ではありません。

むしろ合法的な手段として、最後はお勧めしています。 で、とっても肝心なことは、起業や借金をするときは、 そこまでの覚悟があるのかどうか、ってことなんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

今日は、岐阜県知事選挙の投票日です。

これだけ岐阜を全国に宣伝しているこんな私に、 立候補者の誰一人として、挨拶にも来やしない。

だから今度は、住民票を鳥取あたりに移管して、 新たな活動でも始めましょうかい。

メインテーマは、“砂丘が満水”。 サブタイトルは、“美味しい梨は、二十世紀”。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━