砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0261滴:併走の最低条件

新学期がスタートして、児童調査用紙の父親の職業欄に“杉山弘道”って 記入をしたら、担任から電話があった@なんか文句でもあるのか杉山です。

いつでもどこでもこんな私の職業はフルネームを書くことにしています。

ちなみに、中学校の教諭程度なら口先ひとつで徹底的に打ちのめします。

さぁ、そんな融通の利かない連中には夏休みにこのメルマガの感想文でも 書かせるかってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■世の中は、理由もないことが毎日発生して、

そんな理由もないことが毎日積み重なって、 その時代や自分だけの歴史を作るものです。

■だから、元々は自分だけのチカラじゃない。

目の前に発生したことをすべて認める、 それを追認と言い、それが真実になる。

■でも、追認しようがしまいが、時間は流れるものです。

今から28年前、私の妻の弟が、 電車にはねられて死にました。

■発生してしまったことは、100%受け入れるんです。

で、辛いとか悲しいって、そのときの感情です。 だから、そんな感情も含めて受け入れるんです。

■理由などありませんが、それがあって、今の妻と

一緒になったのだって、そう思っています。当然、 その当時は、会ったことも見たこともありません。

■だから、一つ一つにイチイチ理由などありません。

そして、理由もなく起きてしまったことに 後から、メソメソと後悔しても疲れるだけ。

■この世の中に発生するすべての出来事って、絶対に

無責任です。出来事は、手を離れたときに、 発生します。手を離すことは、無責任です。

■こんな私が、明後日まで生きているとは限りません。

明後日と言ったのは、明日は用事があるんです。で、 多く人とお会いしますが、その人の今だけじゃなく、

■その人の歴史が、とっても知りたいです。

たとえどんなことでも、目の前のその人を形成した 数々の歴史を追認して、分かる。そんな気がします。

■人の歴史に、良いも悪いもありゃしません。

“今の君だけでいい”ってのは、上辺だけ。 “酸いも甘いも受け入れてやる”と言う私。

■だから、併走できるんです。28年経った今も、

仏壇に手を合わせると妻は涙ぐみます。私も、会ったことも 見たこともありませんが、悲しいです。そう、追認したから。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

とにかく、ヒトには猛烈に興味があるので、 その人の価値観を形成した歴史にも、 猛烈に興味があります。

で、ヒトに興味がない人は、 なにをやっても、ダメ。

モノをすべての中心に置く人は、 絶対に軸がぶれるものです。

申し訳ありません。

配信時間がモーレツに迫ってきて、 本人もなにを書いているのか、分かりません。

配信後、振り返ってみます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━