どしゃ降りが一転して晴れ上がった午後の自由書房で、片隅に積んである その上から2冊目の『起業塾』を抜き取った若いサラリーマンを目撃した @ちっちぇえ奴、起業できねぇよ、って呟いたら聞こえたらしい杉山です。
ちなみに、耳を澄ませば聞こえるくらいの微妙なボリュームで、呟きます。
でもって、こんな私は必ず5冊の中から、上から3冊目のを抜き取ります。
さぁ、そんなだから最低でも5冊以上積んでいないと雑誌が買えないって ハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■このところ、多くの方から「不安で眠れません」という
重い相談を受けます。それがちょっと前まではそこらの 社長ばっかだったのが、今ではそこらのサラリーマンです。
■ただ小さな不安は決して取り除かないほうがいい。
以前、そうお話しましたが、不安で眠れないのは 自分に自信がないからで、自分に自信がないのは
■自分のことが好きじゃないからです。
嫌いってことではなく、好きじゃないってことです。 世間の評価と自分の尺度との格差で、そう陥ります。
■要は、殺人罪か強盗罪かで悩むことと同じなんです。
懲役15年or10年を、たった一人で悩んでいるんです。 でもね、世間から見れば、十把からげて同じ犯罪者。
■そう、悩みのモトなんて、所詮、自分の中なんです。
犯した罪の重さじゃなく、刑期の長さで悩むんです。 そして、世間はそんなことより、前科者で括ります。
■だから、摩擦のない世界のように、延々と悩み続けるんです。
語弊はありますが、犯した罪もまるごと含めて個性なんです。 でもって、絶対にどんな個性でも、善いも悪いもありません。
■こんな私でも、面接の立会いで、必ず長所と短所を聞きます。
そして、全員が、丁寧に自分の欠点を短所として語るんです。 欠点は個性です。でね、個性に善いも悪いもありゃしません。
■よって、短所なんてね、どこにもだれにもないんです。
それが、正解なんです。メリットとデメリットは必ずある。 でもね、それってモノの世界のことでヒトの世界にはない。
■絶対にない。
だから、短所を長所以上に時間をかけて延々と語り続ける人に、 君って、そんなに自分のことが好きじゃないの?って聞きます。
■思う存分、そんな奴など要らない。
疲れるだけです。死ぬまで連れ添う自分を好きになれない奴が、 他人を好きになる訳がない。今からここから、短所なんてない。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
先日、お送りしたPDFに多くの方から感想をいただきます。
以上、ご報告まで。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━