砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0308滴:赤肉団上に一無位の真人有り

一昨日の楽観日記で“たまにフラ~と着ては”って書いてあるのを読んで、 鬼の首でも取ったかのように“着て”じゃなく“来て”だと多くの方から とっても親切なメールをいただいた@そんなことは分かっている杉山です。

でね“来る”のは“行く”んじゃなくて“到着”です。だから、お店の側 から見た景色なのさ。文法なんてどうでもいいから、思う存分、風情です。

さぁ、そんな指摘してくれた人の80%はB型ってハナシはバシッとやめて、 今日もサラ~ッとお読みください。

■今まさに、モーレツにサイトのリフォームをやっています。

で、そんなさ中にいろいろと考えることがありました。 なにを変えてもいいのですが、色だけは変えられない。

■それはコンセプトカラーのことなんです。

こんな私が、出光レッドにだけこだわる その理由をちょっとだけお話いたします。

■赤肉団上に一無位の真人有り。

「しゃくにくだんじょうにいちむいのしんにんあり」と読みます。 昔、坐禅を組んだお寺の道場に掲げてあった臨済禅師の言葉です。

■“赤肉団上”というのは、人間の肉体のことです。

人間なんて所詮、赤い肉のカタマリなんです。 どこを切ってみたところで、みんな同じです。

■“一無位の真人”とは、人間の立ち位置のことです。

世俗の階級やつまらぬ先入観に決して左右されない、そんな、 固定観念から放れた自分だけの考え方がだれにでもできます。

■だから、そう昔から決まっているんです。

おまけにこんな私は、小学校の運動会で、 見事に6年間、すべて赤組だったんです。

■言葉に興味はあっても宗教には興味はない。

多分、本当の意味って少し違うと思います。 でも、勝手な解釈って私とっては正解です。

■善いか悪いかは別にして、この先きっとブレることと思います。

ですから、つまらぬページランクやアクセス解析結果なんかで、 本当に大切なものを忘れないように、って思いが、赤なんです。

■今まさに、自分でも感動しております。

とっても上手くまとまった気がします。 素晴らしいサイトだと思えてきました。

■赤は、自分の存在と立ち位置を表現しています。

私は、どこを切っても赤い肉のカタマリですが、 そう、マウス片手のそんなアナタ!も同じです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

こんな私の杖(つえ)言葉である“天上天下、唯我独尊”は、 生まれたばっかのお釈迦さんが、3歩歩いて言った言葉です。

ウソかホントかは別にして。

この世で自分だけが尊い、という意味ではなく、 それぞれが、たった一人一人が一番尊いんです。

だから、自分のことも満足に好きになれない奴が、 ましてや他人のことなど好きになれるハズがない。

小さな幸せ程度なら、少しの言葉だけでなれるものです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━