砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0351滴:新聞配達は一度もベルを鳴らさない

どこに行っても「杉山さんって月収いくらなの?この先の目標は?」って、 嫌ってほど聞かれる@「10万円で人間国宝だよ」と言っている杉山です。

ちなみに、そんなに他人の財布の中身と行く末が気になるのかい。だから、 いつまでも小っちぇ奴なんだよ。他人を観察したってお腹はふくれないよ。

さぁ、そんなでも人間国宝だけはまんざらじゃないってハナシはバシッと やめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■だれがなんと言おうと、毎朝6時に、

珈琲を愉しみながら日経新聞を読む。 それが私の朝一番のルールなんです。

■そして、新聞ってさ、

マスメディアの中の究極のアナログ・ツールです。でもね、 いくらインターネットでタダで情報を得ることができても、

■紙の新聞ってね、決してなくなりはしやしません。

そう、人間のカラダの機能が今のままだったらね。それに、 あれだけの紙のボリュームを毎日、玄関まで届けてくれて、

■一日100円。

こんな私が嫉妬を覚えるくらいのローコスト・パフォーマンスなんです。 で、床屋の値段と新聞のそれって同じ価格帯だと聞いたことがあります。

■そして、インターネットと新聞配達の大きな違いって、

能動的か受動的か、ってことです。インターネットで 欲しい情報を得ることって、とっても厄介なことです。

■そう、目的にたどり着かないんです。

それに、全部が活字なので、ど素人の情報と リアルな情報のその垣根が分からないんです。

■だから、紙の新聞が生き残る一番大きな要因って、

所詮、みんな口を空けて待っているってことです。 その便利に慣れたら、カラダが覚えてしまいます。

■ってことは、生理的欲求を満たせばOKなんです。で、

メルマガって登録さえすれば、口の中まで届くんです。 そしてブログって、観たとしても書き込まないんです。

■いや、書き込めないんです。

受けることだけに慣れ過ぎているんです。だから、 権利を得ても行使をしない人ばっかです。そして、

■新聞配達は、決してベルを鳴らしません。

黙ってソッと入れて立ち去って行きます。ですから、 それが当たり前の生活の一部となっているはずです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

あ、そー言えば、もうすぐ創刊1周年です。思い起こせば、 昨年の8月1日のたしか暑い日にソッとスタートしました。

そして、毎日書かなきゃってそう思うと、 大きな病気どころか風邪もひきませんね。

これからイトーヨーカドーに行って涼みながら考えます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━