砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0354滴:二代目の憂鬱

なんとなく王様気分を味わいたいそんなときって午前10時に名古屋の 高島屋に行く@店員が次から次へと挨拶をしてくれてご満悦の杉山です。

ちなみに、早く着いてしまったら天使の降臨を延々と繰り返しています。

さぁ、そんな岐阜の高島屋では刺激がちと足りないってハナシはバシッと やめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■創業者には理解できない二代目の悩みって、

かなりたくさんあるんです。しかも、 一つ一つがとっても大きい悩みです。

■で、二代目が上手くやって、

当たり前。コケたりしたら、 ゴク潰し。そんなもんです。

■そして、創業者が好きでそれをスタートしたのに対して、

二代目は、その人から生まれたからやっているだけです。そう、 発起するエネルギーよりも、継続するチカラの方が辛いんです。

■こんな私は、本当にサラリーマンの息子でよかったと、

そう心から中学のときに思ってはいました。ですから、 バトンリレーよりも単独で走る方が好きだったんです。

■だから、相続です。

二代目のアタマの中にある一番大きな悩みって、 この2文字なんです。絶えず悶々とあるんです。

■本当に分かっている社長って、

絶対に遺言書を書くハズです。それが、 家族や会社のためだと分かっています。

■でもね、まったく分かっちゃいない社長って、

遺言書の話を少しでもしようものなら、そう、 俺が死ぬのを待っているのかって言うんです。

■今まさに、創業者であるオヤジが速攻で死んだら、

その道連れに会社も速攻で死んでしまうって言う、 そんな小さな会社がとってもたくさんあるんです。

■で、相続権っていくら立派な会社があっても、

残りの財産は身内にしか配分されないんです。 だから、二代目である長男が一番困るんです。

■ですから、還暦を過ぎた創業社長を持つ二代目って、

いつもアタマの中には相続&遺言書という、 そんなシコリばっかを気にしているんです。

■だから、二代目って仕事が手につきません。

そう、思いのこもった会社を残したければ、 二代目にシッカリと仕事をして欲しければ、

■公正証書遺言を巻くんです。

そんなんで会社の継続もできるし、 二代目も仕事に集中するはずです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

昨日、品川での飲み会のご案内をお知らせしましたが、 メルマガ発行者からのお申し込みが大変多かったです。

で、今回は読者の方限定で、発行者のご参加は ご遠慮いただいております。申し訳ありません。

だってさ、とってもキャラが濃過ぎるんだもん。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━