砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0363滴:いざ、関東

JCBゴールドカードの年会費が落ちるその頃に、出光カードだけで十分、 って思いながらもそのまま更新をしてしまう@結局、見栄晴君の杉山です。

ちなみに、レストランのレジ前でサイフを開いたらパッと目に付くような 一等地のカード・ポケットに入れています。それがカードの立ち位置です。

さぁ、そんな今日まで積み上げたものが怒涛の如く崩れ去るってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■万人が好きなネタの一つに都道府県ってのがあります。

ってことは、やっぱり比較をすることが好きなんです。 先日、2005年度の人口と増減率が発表されました。

■その人口比率って、そのまんまがすべてに反映されるんです。

こんな私の画期的なHTML新聞の、 地域別の購読率とまったく同じです。

■磁石って、関東しか指さないんです。

善いか悪いかは別にして、東京+神奈川+千葉+埼玉=関東。 東京+神奈川=都心。関東+愛知+大阪+兵庫+京都=日本。

■ってことです。

当然、これは私の勝手な分析だし、ネットだけでの発想です。 でも、これってリアルに正解です。その証拠をお見せします。

■まずは、2005年度の人口データです。こんな私が区分けした

関東=3382万人。都心=2081万人。日本=5767万人。で、それを 12687万人で割ると 関東=27%。都心=16%。日本=45%。

■次ぎに、こんな私のHTML新聞の購読者の地域別の占有率です。

関東=28%。都心=19%。日本=52%。ってことなんです。 分母の大小に関わらず、人口比率って、そのまんま反映されます。

■だから、こんな私って、

それなりに考えてやってはいるんです。でもね、 本当に数字が近似値で良かったとホッとする私。

■そう、磁石が指す先って、関東だけです。だから、

ターゲットは職種や年齢等のカテゴリだけでなく、 思いっ切りニッチにその地域を絞りまくるんです。

■その結果、たまたま鳥取や島根でも売れるんです。

とは言っても、商品の説明を関東弁にする訳ではありゃしません。 僕のお願いだからさ、ねぇ買っちゃったりしっちゃってくれるぅ。

■では、かえって売れません。

そう、アタマの中の磁石を絶えず関東に向けるってことなんです。 でね、それをどことは言いませんが、そっちに向けたりしたなら、

■インターネットに限らずモノが売れる確率って、

たまたま旅行に出かけたパキスタンの飲み屋で、 祈年町2丁目の住人に偶然会うような確率です。

■要は、決して不可能ってことではないんですが、

一般常識的にはちと無理がある、ってことです。こんな私って、 使える機能をフルに使おうとする貧しい根性が×だと思います。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

あくまでもインターネットを介した私だけの分析です。 当然、悪意などありません。

でも、フツーに考えても、東京+神奈川だけで、 日本の総人口の3分の1近くが存在するんです。

全国どころか全世界なんてことを思っているから×なんです。 ネットの良いところは、ニッチな地域を絞れるってことです。

そう、ネットでキリンビールを買ってくれるのは、 まず関東の人だけです。佐賀県の人は買いません。

ネットでキリンビールが売れたって、 エチオピアで革靴は売れやしません。

それは、絞った地域が違うからです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━