砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0390滴:ベニスのミルフィーユ

昨日から喉の調子がおかしくて声がかれるので、森山周一郎の真似をして 「飛べない鳥は、ただのチキンだ」とテープに録音した@ポルコ杉山です。

ちなみに、刑事コジャックもやりました。結構、この声がお気に入りです。

で、「カッコイイとは、こういうことさ」って姑息にサイトで流そうかい。

さぁ、そんな普段は低いんだけど電話だとどうして半音上がるんだ?って ハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■そう、あれは10年以上も前のことでしたが、

アドリア海へ注ぐ河川の干潟に建設された街、 水の都ベニスに観光で行ったことがあります。

■で、とってもどうでもいいハナシですが、

巻頭文の『紅の豚』の舞台とリンクして、 思いの他、かなりご満悦なこんな私。で、

■早朝、まだ靄がかかるベニスの街を散歩していたら、

野良犬に追っかけられて、ジョギングになりました。 そんなことはどうでもいいんですが、音がしました。

■その音の震源の近くに寄って行くと、岸で

木の杭を海の中へと打っていました。そう、 ここは海の上に木の杭で浮いている街です。

■だから、これがこんな私のビジネスモデルなんです。

柱はね、木の杭でいいんです。それも大木じゃなく、 フツーの太さで十分なんです。ただ、打ち続けます。

■ベニスの人々は、いつかは海に沈む街だと知っています。

だから、木の杭を打ち続けているんです。だから、私も いつかは終わると分かっているので、打ち続けるんです。

■そう、まったく大きなことなど考えません。

細くても長い、そんな木の枝でも束ねれば、 ちょっとやそっとじゃあ、折れやしません。

■それに大木って切るのに手間がかかるけど、

一本の細い枝木ってポキッと折れるんです。要は、 立ち上げるのにどっちが早いかってことなんです。

■いくらウルトラC級のアイディアだって、

準備期間に一年以上もかかるんだったら、 小さな会社ではなかったことと同じです。

■そして、なにがあっても顧客じゃなくてお客さん。

取って売って終わるそんな仕事などしたくもない。 そう、ミルフィーユのように人との縁を重ねます。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

で、思い立ったように思い立ちましたので、 とってもGOLDなフレームができました。

これからも、いろいろなことを試しながら楽しみます。 それがみなさんのなにかのヒントになれば嬉しいです。

あ、今日もまた、中途半端にいい人を演じてしまったそんな気がする。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━