砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0414滴:分厚い背中

旦那の誕生日を忘れるなんてあり得ない。ましてやその大切な日に限って、 廃品回収だけを覚えているなんて絶対にあり得ないって大人気なく言った @自分でも驚くほどのパワーを発揮して思いっ切りムキになった杉山です。

ちなみに、あまりにもくどかったらしく案の定、逆ギレをされましたがね。

そのとき、わざわざ洗面所まで行って、こんなものを投げ付けられました。

さぁ、そんなこれがアタックだったらスパイクをされていたってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■朝陽に向かい、一つ年を重ねて思うことは、

やっぱりこれからは義理を欠く。ですから、 いかに義理を欠くか、ってことが肝心です。

■でも、義理を欠くのと縁を切るのとでは、

まったく違います。優先順位の問題です。 限られた時間の中だから、できることも

■限られています。だから、

自分の中の優先順位を優先するだけです。簡単に言えば、 要は、やりたくないことなんてやらない、ってことです。

■今晩の居酒屋に付き合ってくれないから、

誘ったセミナーに参加してくれないから、 そんなんで切れる縁なら、それまでです。

■ところが、サラリーマンでは、そうは行きませんでした。

とっても嫌いなお客さんのお誘いを断るためには、そう、 順に親戚を殺すしかありません。でも、限界があります。

■間違って2回も死んだ親戚もいたんです。

今、一番嬉しいことは、お客さんを選べるってことです。 そんなことなど当たり前なんですが、サラリーマンでは、

■ちょっと苦しいです。

でも、今ふと思えば、サラリーマンでもやればできます。 そう、お客さんって、こっちで選ぶものです。ですから、

■福澤諭吉を並べれば、お客になれるって訳でもありません。

ズ~ッと付き合って行きたい人だけを選べばOKなんです。 そこで義理を欠いたとしても、絶対に縁は切れやしません。

■そう、目に見えない赤い糸は、絶対に切れやしないんです。

ブチブチっと音を立てて切れる糸は、群青色か黄土色です。だから、 目の前の福澤諭吉で左右されるようなそんな薄っぺらな奴じゃなく、

■死ぬまで付き合えるそんな分厚い背中の奴を探すんです。

って、さっき目が覚めたときにそう思いました。だから、 死ぬまで付き合える奴にしか、義理って欠けないんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

思うに、よく残りの人生と言いますが、 なにを基準にして残りなんでしょうか。

オギャーと生まれてから死ぬまで同じ人間なんで、 なにをもって残りなのかがサッパリ分かりません。

また、焼肉の一人前は、だれを基準として 一人前なんでしょうか。分からないんです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━