採用の面接に立ち会ったこんな私は、経理事務を希望する28歳の女性に、 さり気なく“たるんだ精神とたるんだ肉体のどっちが嫌い?”って聞いた @明らかに不愉快な顔をして“両方とも嫌いです”って言われた杉山です。
ちなみに、いかなる答えであろうと、なんの判断材料にもなりゃしません。
そう、こんな私って最近、究極の二者択一シリーズを勝手に作ってご満悦。
さぁ、そんな隣の席の52歳の社長も不愉快な顔をしていたってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■こんな仕事をやっていると実に多くのパターンに遭遇します。
仕事の対象は100%生きたヒトです。モノではありません。 そして、多くの場合、こんな私のお話を聞いてくれるんです。
■しかし、とっても気になる点がちょこっとあります。
だから、「でも」とか「しかし」って言う言葉です。そう、 ご説明を受ける側に、こんな接続詞など存在しないんです。
■要は、ご説明を受ける側の使える言葉って「はい」だけです。
別に高飛車にものを言っている訳ではありません。ですから、 笑顔で「はい」と言ってくれないとお話が終わらないんです。
■だから、会話と議論ってまったく違います。
そして、一番危険なことは反論することで、 自分の意見の存在価値を確立することです。
■要は、他人を否定しないと生きていけない、ってことです。
もっと言えば、口から発する言葉で敵ばっか作っています。 今まさに、マウス片手のそんなアナタもそうかも知れない。
■だったらこんな私は、って言ったら。
他人の意見を否定するんじゃなくて、 世間の常識の裏側にしか興味はない。
■だから、ご説明をする方は考えて喋っているんです。
しかし、ご説明を受ける方は考える気がないんです。 そして、餌を運んでくれるのをジッと待っています。
■で、苦労を知らないから好き嫌いが激しいんです。
だから、黙って食えと言いたくなります。だって、 それなりにカロリーを考えてお届けをしています。
■だから、会話って話し手よりも聞き手の問題です。
そう、聞き手が反論するからお話が終わりません。ですから、 説明を受ける側にも、それなりの自覚と資格が必要なんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
だから、人の話に「なんで?」って聞き返す人は結構、多い。 しかし、その言葉自体に、まったく意味などありゃしません。
多分、そんな習慣かそんな癖なんです。だから、 明日になれば聞いたことすら覚えちゃいません。
ですから、「なんで?」と「でも」と「しかし」って、 会話の中では、ほとんど意味を含んでいない言葉です。
そう、演歌のコブシか餅つきの合いの手レベルです。 要は、なかったらきっと寂しい、ってことなんです。
肝心なことは、会話をするのか議論をするのかってことです。 会話から議論に転じそうになったら、寝ちゃえばいいんです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━