髪には白いものが目立ち、瞳は冷めた黒だ。しかし、その瞳の奥は温かい。 職業は私立大学の英米文学の講師@勝手に遠野次郎を思い描いた杉山です。
ちなみに、実在の人物かどうかも分かりません。でも、私のカレンダーの 制作者に間違えられている彼にちょっぴりジェラシーを覚えた寒い朝です。
さぁ、そんな実在する人物だったら絶対に太っているのだけはNGなんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■4日前の大安に、古い付き合いの小さな会社が潰れました。
とっても小さなその会社は、ちょっと変わった日用雑貨を そこかしこから仕入れては安価な値段で販売していました。
■そして、その小さな会社のモットーは、
あらゆるニーズにお応えすることです。なので、 こうして大安の日に潰れることになったんです。
■だから、肝心なことって、
あらゆるニーズではなく、 こっちのご都合なんです。
■無理な要求をする人はお客さんではありません。
こっちの売りたいものを買ってくれる人だけが、 本当のお客さんなんです。選択者はこっちです。
■そして、私のHTML新聞やPBHLは毎月1000円です。
いいお客さんは1000円で申し訳ないと言います。だから、 こんな私はたとえ1000円でも大金だと言います。しかし、
■利害関係のない単なる通りすがりの人も、
1000円って大金なのと言います。だから、 それはこっちのセリフなんです。そして、
■そんな人の部屋の中はカタログでいっぱいです。そう、
カタログを眺めることによってお腹を満たしています。 それをカタログビンボーってこんな私は呼んでいます。
■だから、どんな場合であっても会社には、
あらゆるニーズって言葉はあり得ません。 お金を出さない人がお口を出すものです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
そう、無理な要求を一度でも聞き入れたら、 さらに無理な欲求を満たそうとするんです。
だから、最後には無理な要求が過剰な欲求にまで変化をするので、 ベルギー産のチョコレート味の鉛筆が欲しいなどと言うはずです。
だから、カタログビンボーの芽は、 早い内から摘むのが身のためです。
では、これから遠野次郎を主人公にした小説を書きます。
タイトルは『ゴメンねジロー』で、 2作目が『いまさらジロー』です。
きっと彼はトルーマン・カポーティがお好きなはずです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━