砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0581滴:傘下の腰巾着

今まさに、新しいサイトを制作中の真っ只中で、先頭の頁に戻るボタンを TOPにしようかHOMEにしようか悩んでる@見た目が第一の杉山です。

ちなみに、そんなことばっかやっているから一向に作業が進みやしません。

ですから、サイトって売れるかどうかじゃなくてステキかどうかなんです。

さぁ、そんなどうせ料理も人間も最終的には見た目で味なぞ変わっちゃう ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■真っ赤に充血した左目に数滴のアイリスを点した午後1時、

2日に一度は確実にBBSに書き込む男性のお客さんから、 イソギンチャクを探しているけどなかなか見つかりません。

■そんなボリュームが満点の書き込みがありました。しかし、

なんのことだかサッパリ分からなかったので聞き返したら、 随分前にこんな私が住民放送でお話した内容のことでした。

■だから、クマノミとコバンザメはまったく違います。

そんなことを随分前にお話したらしいです。そして、 クマノミは自由に泳ぎまわって危険なときに限って、

■イソギンチャクに潜って上手く利用をしています。でも、

コバンザメはくっ付いた魚の泳ぐ方向にしか進めません。 それに口にするのはご主人さまの食べ残しだけなんです。

■1年以上経った今でも読み返したらとっても新鮮でした。

で、そのお客さんの書き込みを充血した目で読んだ私は、 探しているのはイソギンチャクじゃないって思いました。

■腰巾着です。

イソギンチャクの免疫があるのはクマノミだけなんです。でも、 そのお客さんのお話のジッと読んでいるとコバンザメなんです。

■そう、自分が腰巾着としてぶら下がれる先を探しているんです。

当然、本人にはそんな気など微塵もないんですがそうなんです。 その人の傘下でその人の名前を借りてその人の商品を売ったら、

■筋金入りの立派な腰巾着です。

リアルな腰巾着に筋金が入っているかどうかは分かりませんが、 その人が消えたら自分も消えるような人なら立派な腰巾着です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

なんかのときの心の拠りどころ程度ならOKなんですが、 なんでもかんでも頼ってしまうとかえって高くつきます。

きっとだれでもそんな気などないんでしょうが、 知らず知らずのうちに傘下に入っているんです。

だから、いくら尊敬する大好きな人でも、 気持ちの上でちょっと引いて見てみたら、

自分の立ち位置がハッキリするはずです。

こんな私は、どれだけ傾倒する人でさえ、 気持ちの上で30cmは引いて見ています。

たったモノサシ1本分ですが、 見えない所が見えるものです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━