砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0602滴:3つのメガネ

仕立ての良いジバンジーに袖を通し、ア・テストーニのネクタイを締めた。 これから名古屋で同級生の結婚式だ@汚れた香典袋しかなかった杉山です。

ちなみに、なんで今さら41歳になってまで結婚式を上げるのでしょうか。

ですから、新婦が20代だったら面白くないので出ませんが38歳だった。

さぁ、そんな式場までにコンビニがなかったら汚れた香典袋を出してやる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■で、こんな私はメガネが変わったらまず気づきます。

ちょっとでも親交があった人のメガネが変わったら、 まず間違いなく速攻で気づくのでよく感心されます。

■メガネの変化に気づくことが、

凄いことかどうかは別にして、 ほとんどの人は気づきません。

■だって、メガネの変化ってとっても小さいんです。

銀縁をいきなり黒縁にする人などそうはいません。 銀縁の人は次も新しい銀縁のそれを買うものです。

■そして、社長も社員もお客さんも仕入れ業者も、

大きく変わったものしか気づきません。だから、 昨日と同じ場所に置いてあったら同じものです。

■その中身がまったく違うものでもね。

ほとんどの人って激しく動くものか、 大きく変化するものしか見えません。

■ってことは、基本的にはカエルなどの両生類と同じです。だって、

蝿のようにちょっとでも動かないと餌だと気づきません。だから、 目の前にご馳走が並んでいても動いていないと分からないんです。

■大手に負けないためにはニッチが一番だって言いながら、

目の前の小さな変化にまったく気づく気配もありません。 動くか大きく変化したものなんてだれでも分かるんです。

■こんな私は同じような3つのメガネを持っています。

ときどき変えるのは気分転換じゃありません。そう、 目の前の常連さんが気づいてくれるか試しています。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

目の前のご馳走に気づかないのは、 基本的に嗅覚が欠けているんです。

嗅覚がフツーにあったら、 動かなくても分かります。

たまに失敗したデキる社員が社長に叱られて、 まったくデキない社員が叱られもしないのは、

そいつが動いていないから見えないだけです。

そう、社長の前の席でジッとしていることが、 サラリーマンにとっては最高の安全地帯です。

こんな私が毎日【楽観日記】を更新するのは、 大きく変化をさせないと気づかれないんです。

ネタのために名古屋まで汚れた香典袋を片手に1滴増す。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━