砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0606滴:許す!技術

古い友人から「メルマガを発行したいから手伝って」と電話があったので、 丁重に断ると「あのことを言うぞ」と脅された@お引き受けした杉山です。

ちなみに、丁度、メルマガを発行するお手伝いをしたかったところでした。

ですから、ご縁ですね。ところで高校時代の僕はなにをしたのでしょうか。

さぁ、そんな絶対に刑法に触れることはしないけど軽犯罪法がちと怪しい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■部室のやかんの中に砂糖を混入したことがある私は、

たしかに異物の混入って言われればそれまでですし、 胃弱な数名が吐き気をもよおしたことも否めません。

■だから、火曜サスペンス劇場で公衆電話から脅されて、

追い詰められる男の気持ちが嫌ってほど分かりました。 そして、ドラマなら福井県の東尋坊が次の舞台ですが、

■六法全書を開いて税理士事務所の応接室に座っていました。

ですから、闘う準備をしていた訳ではありません。だって、 勝つために闘うのならきっと弁護士事務所に座っています。

■友人の税理士からお客さんとの面談に立ち会うように頼まれました。

以前もめて顧問契約を解除したお客さんが応接室に入ってきました。 結局、友人の税理士は以前の顧問料よりアップして引き受けました。

■そのお客さんが帰った後に懇々と私からの愛のこもった説教です。

だから、第三者の私など決して呼んではいけません。そんな場合、 お客さんを威圧したいのか私に見せつけたいのかのどっちかです。

■そして、以前になにがあったのかは知りませんが、

50歳を過ぎた大人がアタマを下げているんです。 40歳の税理士がふんぞり返るのは愚の骨頂です。

■そう、まずはどんなことでも許すんです。

その後にゆっくり考えればいいだけです。だから、 仕事を引き受けることが許すことではありません。

■そして、以前の報酬より増額して引き受けるのは、

許さずにイジメているのと同じことです。だから、 以前の報酬より減額して引き受けるのが礼儀です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

ま、仲のいい友人なんで言いたいことを言いました。 思ったのは、きっとあいつはケンカが弱いはずです。

本当にケンカが強い奴は拳じゃなく、 恩を売りつけて最後を〆るはずです。

だから、人生の先輩がアタマを下げているんだから、 以前よりも料金を下げれば一生恩に感じてくれます。

4万円を5万円にしたところで、 そんなものなどなんともならん。で、

私ならば相手の下げた数よりもアタマを下げて、 丁重にそのお仕事をお断りします。こんな私は、

一度、ご縁が切れると気持ちが入らないために、 結局、ご迷惑をお掛けすることになるからです。

だから、許すことと引き受けることは違います。そして、 本当に許すんだったら二度と引き受けない方が正解です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━