まったく緊張をしていなくても、高島屋の5階まで一気に駆け上がっても、 1分間の心拍数が120@かなり正確な体内時計を左の脈で計る杉山です。
ちなみに、午後のまったりとしたときでも、演説をするときでも同じです。
ですから、こんな私の意に反して心臓が独立採算制のように動いています。
さぁ、そんな究極の身内であるこの心臓ですら自分勝手で感情の波がない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■ボーナスの直前と4月の新年度に多いのが、
上司による部下への個別面談です。そして、 意味のない時間がいたずらに過ぎ去ります。
■一昨日、こんな私のお客さんからもご相談がありました。
その人は社長ではなくて小さな会社の係長です。だから、 小さな会社に係長なんて役職が必要かどうかは別にして、
■その係長はとにかく控え目な方で、
家族と食事をしていても心拍数が、 激しく踊る気が小さい人なんです。
■社長ではなく生え抜きの部長と面談をするそうです。
中日で例えれば、抑えの岩瀬が落合監督ではなくて、 入団以来変わらぬ立浪と面談をするようなものです。
■そして、面談の事前に配られるのが、
◎○△の自己評価申告書です。そう、 ×は決して付けさせてもらえません。
■ですから、謙虚と謙遜はまったく違います。
謙虚は相手の考え方にいいところがあれば、 素直に受け入れる美しい態度のことですが、
■謙遜は自分で自分のことをたださげすんでいるだけです。そして、
目の前の上司もその申告書をそのまんま鵜呑みにしてしまいます。 低い自己評価はいくら◎な人であっても受け入れざるを得ません。
■だから、なにがあっても自己評価って◎しかあり得ません。
上司の機嫌が良くてそのまんま受け入れられれば御の字で、 ◎を△に下方修正されたところで痛くも痒くもありません。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
だから、謙譲の美徳だったら大好きです。そう、 自分の功績を人前で威張らないことは素敵です。
また、謙虚はいいにしても謙遜だけはNGです。
今まさに、三省堂の辞書を開いていますが、遠慮って、 遠い先ざきの事まで見通した考えだと書いてあります。
涙が出るほど美しい言葉じゃないですか。だから、 30年前からその意味が変わってなければですが。
絶対に相手は察してなんかくれません。 こっちが控え目に△をつけたところで、
そのまんま△な奴とレッテルを貼られるのがオチです。 目の前の相手はこっちに興味などまったくありません。
だから、せめて自分だけでも自分のことは、 高く高く言うべきです。言ったもん得です。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━