砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0624滴:デザインの輪郭~自分を決めない

本当に私とはまったく関係がないお話ですが、今回のアイフルの騒動では、 かなり迷惑をしている@今まで散々ネタで使ったことを反省中の杉山です。

ちなみに、本当に私とはまったく関係がないお話ですが、責任を感じます。

ですから、どうする?アイフル。で、チワワの行く末まで気に掛かります。

さぁ、そんなアイフルやチワワよりDNAが私と同じ清水章吾がちと心配 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■本当にいい1冊を両手でつかんだときって、

一生の友にめぐり会えた気がします。そう、 3杯の珈琲を飲みながら一気に読みました。

■デザインの輪郭も人の輪郭も同じです。

デザインはすべての生き方に通じます。だから、 一気に読んだその本の中に書いてある言葉です。

■世界的に活躍する工業デザイナーの深澤直人さんは、

きっと「“ふつう”というのは、椅子は椅子であり、 そして、テーブルはテーブルであるということです」

■3杯の珈琲を飲みながら一気に読んだ本の中でそう語っています。

だから、デザインとは決してカタチを作ることなんかじゃなくて、 それぞれの“モノ”がいくつもの選択を通り抜けたあとに残った、

■最終的な“あるべき姿”を浮かび上がらせることなんだ、ってね。

それって人の生き方にもきっと通じます。今ある自分のその姿は、 自分が目指したものでなく多くの選択を通り抜けたその結果です。

■だから、どんな結果であろうとも、いいか悪いかではありません。

今日の自分は昨日までの最終的な“あるべき姿”のその結果です。 そして、肝心なことって自分のゴールを勝手に決めないことです。

■そう、なにかを手に入れるため一生懸命に努力するんじゃなくて、

日々淡々と鍛えていればその結果、どこかにたどり着くものです。 要は、夢や希望やましてや経営計画など必要ない、ってことです。

■大切なのは、単に鍛えるってことなんです。

そうすれば、どんなゴールにでも行けます。 多くの場合、成功者なんてそんなもんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

本当に良質なビジネス書って、 詩を詠んでいる気になります。

僕はゴールをもたないし、執着もしない。 こうでなきゃいけないというかたちを 自分ではいっさいもたない。

ただ、スッとして、 そのアクシデントを許容するということの美学が好きです。

自由であるということは、細胞しか鍛えていないということです。 何をするためにその筋肉を鍛えるかじゃなくて、 単に「鍛えている」ということです。

そうすれば、どんなゴールにでも行ける。

どのゴールだなどと決めたくない。 僕はこういうデザイナーであるなんてことは絶対決めない。

偏って肥大した筋肉がきらいです。

■『デザインの輪郭』 http://tinyurl.com/kq4xa

そう、あるべき姿なんて自分では決められません。 日々淡々と過ごしたその結果が、今の姿なんです。

遠い先の理想を追いかけるんじゃなくて、 目の前の普通を大切にする方が幸せです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━