砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0629滴:借用と使用と助力と協力

結婚16年目のお祝いをカタチだけやって真昼間から酔っ払っていた私に、 和歌山のある社長から電話があった@まったく記憶の欠片もない杉山です。

ちなみに、午後8時にかなり呆れた声で和歌山からまた電話がありました。

ですから、那智勝浦にある会社の社長をやってみないかってお誘いでした。

さぁ、そんないくら那智勝浦がマイブームの私でも5日以上は滞在しない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■だから、那智勝浦に広告代理店が必要かどうかは別にして、

社員数が約20名の無借金の優良企業らしいです。しかし、 忙しくなると住民放送ができなくなるのでお断りしました。

■だから、それって大義名分です。

万が一、私がそれを引き受けて、 優良でなくなったら話にならん。

■事業でなくても2つのパターンがあります。

なんでも0から生み出して作り上げる方と、 すでにあるものをリフォームする2つです。

■そして、こんな私の場合だったら、

リフォームは生理的に合わなくて、 0から作り上げる方が大好きです。

■だから、借用と使用のその違いを感じます。

すでにあるものをさらによくする場合には、 人であれ物であれその力を借りる感じです。

■だから、助力です。でも、

0から作り上げる方って、 周囲の力を使う感じです。

■だから、協力です。そう、

みんなに助けを乞うのと、 みんなを使うそれとでは、

■自分の絶対的なスタンスが異なるはずです。だから、

自分にない能力などを他人から借りたら終わりです。 借りるんじゃなくて使える立ち位置が最も大切です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

多くの場合、経験は武器にもなるけど凶器にもなります。

そして、それまでの価値観を0にすることはできません。 だから、リフォームをすることは難しくて厄介なんです。

例えば、ネットショップをやっているお客さんだったら、 現在の売り上げの100万円を150万円にするよりも、

0円を10万円にする方がきっと難しいけど面白いです。

で、100万円の人は100万円にした自負があります。 だから、遠くて薄い昭和の成功例を延々と語り始めます。

人間の考え方なんて住宅のリフォームのように、 悪い現状が確実によくなることなど稀なんです。

だから、すでにあるものをリフォームするより、 個人的には0から作り上げる方が結構、楽です。

なんでもそうだと思うんですが、一度借りたなら、 たとえ返済してもズッと負い目を感じるものです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━