砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0632滴:ゆっくり早くと言える社員

子ども会の案内文を作ってくれと頼まれたので@を連発させながら作った @文章に“子供”って打ち込んだら面と向かって真剣に叱られた杉山です。

ちなみに、子どもはお供え物じゃないんで“子供”と書いてはいけません。

ですから、最初は@がそこら中にあるので怒ってるんだと震えていました。

さぁ、そんな子ども会の会長は元高校の女教師なんで叱り方が妙にリアル ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■元高校の女教師である子ども会の会長から、

デキる社員の条件について訊ねられました。そう、 会社も子ども会も組織としてはほとんど同じです。

■そして、デキるかどうかは分かりませんが、

いい社員の条件ならば速攻で答えられます。しかし、 叱られたその腹いせに会長に訊ね返してやりました。

■すると、次のようにおっしゃいました。

たくさん売り上げを上げる人。そして、 決して組織の輪を乱さない人。だから、

■こんな私は信じられないって真顔で、

会長はなにも分かっちゃいないッ! 両肩を震わせながらそう叫びました。

■天知茂のような眉間のシワを元に戻して、

続けて言いました。いい社員の条件って、 社長のヤル気を萎えさせない奴なんです。

■そう、売り上げを上げる奴ならいくらでもいるもんです。

それに組織の輪なんて社員一人ではなんともなりません。 最も貴重な存在って社長自身を飽きさせない奴なんです。

■そして、ヤル気を起こさせることは絶対に無理なんです。

だって、ヤル気のない社長ならすでに会社はありません。 だから、ヤル気を今よりも萎えさせないことが肝心です。

■借金があっても銀行が黙ってさえいれば、

会社って生き続けられるんです。しかし、 社長のヤル気が萎えたら速攻で潰れます。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

それに売り上げをバンバン上げる社員は、 きっといつか辞めて独立をするはずです。

そして、きっと業績が伸びている会社の社長は、 こいつがいる間だけは会社を続けたいって思う、

そんな目に入れても痛くない社員がいるんです。

そう、社長もその社員も気づいちゃいませんが。

だから、なんでもそうですが萎えたらオシマイです。 枯れた草木に水をやったところで元には戻りません。

枯れるその前に癒してくれる奴がいい社員なんです。

で、具体的に表現するのはちょっと難しいんですが、 ゆっくり早くって社長に言える奴がいいと思います。

単に焦らせるんじゃなくて、 楽に急がせるような奴です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━