中学2年生の4人が職場見学として自宅に来たので笑顔で話をしていたら、 杉山さんにとっての仕事とは?って質問をされた@笑顔が消えた杉山です。
ちなみに、いくら私でも生きるための単なるツールとは少年に言えません。
ですから、表現を変えて食うためのテキトーな手段だと少年に言いました。
さぁ、そんなゲーム作家を目指す少年にそれでは絶対に食えないと言った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■そう、たった1枚の書類案内を同封するだけで、
もらう側の気持ちは随分と違うものです。でも、 それを分かっているのにやらない人は多いです。
■最近、なんだかとっても寂しく感じることの一つには、
届いた封書の中身が1枚だけってときがあることです。 サッサと用事を済ませて終わりたいって感じがします。
■請求書が1枚だけ入っている封書もとっても多いです。
ま、払うんだけど気持ちよく払いたいとは思いません。 経費を削減するポイントが骨盤のようにズレてんです。
■こんな私はどんな封書にも書類案内を同封します。
そして、それはどんなことがあっても手書きです。 だから、もうそんな時代じゃないとか言いながら、
■書類案内を同封しない社長なんて、
単なるケチか字が下手なだけです。 まず間違いなくどっちかなんです。
■そして、私もクロネコのメール便を使いますが、
印字したラベルシールを使うことは止めました。 お客さんの宛て先がバーコードになるからです。
■いくら便利になったところで、
お客さんには関係ないんです。 むしろ手間をかけるべきです。
■どう考えても平気で請求書を1枚だけ送る奴に、
人の気持ちが分かるなんてまったく思えません。 封書の中身を見れば相手のレベルが分かります。
■だから、全部が手書きじゃなくてもいいんです。
たった1行でも心を込めた文字を並べるんです。 そして、上手じゃなくても丁寧ならばOKです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
いつも思うんですが、商品そのもので喜ぶ人は、 コレクターみたいなオタク系の人だけなんです。
だから、丁寧なメールや心のこもった封書が、 その相手の満足度を高めるはずだと思います。
もっと言えば、それまで含めて商品なんです。
たくさんの封書や請求書などが送られては来ますが、 まともなものは10通に2~3通くらいなものです。
私はこっちへの返信用封筒に“杉山弘道行”と書きますが、 まともに“杉山弘道様”になって無事に返って来る確率は、
35%程度です。
ほとんどは“杉山弘道行”のまま返って来て、 最悪なのは“杉山弘道殿”と丁重な封書です。
だから、殿って目上の人が目下に向かって使う敬称です。
そして、荒井由実の曲を聴いて感動する人が多いならば、 たった1枚の手書きの紙で喜ぶ人もきっと多いはずです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━