砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0750滴:叱る人、注意する人

十二支を読むときに必ず未(ひつじ)でつまづく私の妻は“さ行”が苦手 @早口で「師匠の就職先」と3回続けて言ってみろと軽く脅した杉山です。

ちなみに、師匠の就職先なんて自分でも感心するほど“さ行”の宝庫です。

ですから、バカにしないで!と真剣に怒って部屋から一歩も出てきません。

さぁ、そんなとぅみまて~んとメールで謝ったら本気で殴り掛かって来た ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■サラリーマンの頃の自分と今の自分を比較しました。

圧倒的に違うと思われているのが時間の使い方です。 その次に違うと思われているのが収入です。しかし、

■それよりも見えない部分で本当に違うと感じたことは、

叱ってくれる人がいるのかいないのか、ってことです。 だから、急に嫌気が差してサラリーマンを辞めてから、

■叱ってくれる人がまったくいません。

なにをやっても自分の思うままです。 だから、いつも不安と二人三脚です。

■正しいか間違っているかは別にして、

会社の上司や同僚は叱ってくれます。 そして、本当のお客さんも同様です。

■しかし、利益だけを追求するお客さんは、

クレームを言っても叱ってはくれません。 だって、自分のことしか考えないんです。

■そう、叱ることと注意をすることってまったく違います。

要は、相手の立場に立って進言するのを叱ると言います。 でも、自分の立場だけで文句を言うのを注意と言います。

■そして、あれやこれやと注意をしてくれる人って、

感謝するほどたくさんいらっしゃいます。しかし、 私のことを考えて叱ってくれる人はいないんです。

■だから、絶えず自分で自分を叱るしかありません。そして、

独立や起業した奴に共通して欠けているのはこの部分です。 絶対に叱ってくれる人は探してでも見つけるべきなんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

きっとサラリーマンの頃って叱ってくれる人も、 注意をする人も同じように鬱陶しいと思います。

でも、サラリーマンを辞めて自分一人で仕事をし始めると、 本当に叱ってくれる人の有り難味が嫌ってほど分かります。

まぁ、仕事柄、なかなか叱ってくれる人は少ないですが、 私に限らず社長だったら叱ってもらえる人は少ないです。

心と福耳は大きい方なのでなんでも聞き入れる方ですが、 お前だけには言われたくない、って奴もときどきいます。

多くの起業家やサラリーマンを辞めて独立をした人を知っていますが、 みんな叱ってくれる人がいませんし、いても拒絶しようとしています。

どんなに調子がよくてもそれはお客さんがいるからです。 一人で起業したと言っても一人では生きては行けません。

叱られないってことは相手にされなくなったと同じです。 注意をする人ではなくて叱ってくれる人を探すべきです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━