大阪に向かうJRの中でいつも乗車後のアナウンスを噛み締めて聞く私は、 一文だけ読み忘れていることに気づいた@若い車掌に問い質した杉山です。
ちなみに、優先席付近では携帯電話の電源を切れ!と言う美しい一文です。
ですから、問い質すって「といただす」で「といしつす」とは読みません。
さぁ、そんな「えッ、騒がしいので聞こえなかっただけじゃありませんか」 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■「じゃあ、換金するには具体的にどうすればいいんですか?」
5日前に自分の長所がお金に換わる訳ではないとお話したら、 このような内容のメールが全国13県の方々から届きました。
■ってことで、全国13県の方々だけにソッとお話をしますが、
やっぱり自分の長所と思う点をA3の用紙にザッと書きます。 ここで用紙が真っ黒にならない人は気づいていない証拠です。
■その後に自分の短所と勝手に思っている点もザッと書きます。
当然、こっちも真っ黒になるくらいに書き込めると思います。 すると長所と短所が微妙に交わっている部分が必ずあります。
■例えば、50メートルまでは異様に足が速いのが長所だとします。
それを越えると息が切れて走れないって言うのが短所だとします。 だから、今まで一生懸命に走っていた距離って50メートルです。
■それ以上はきっと走っていません。そう、
走っても勝てないと思っているからです。 でも、80メートルまでは必ず走れます。
■だから、その30メートルの部分が必ず換金できるはずです。
100や200メートルと言う倍以上の距離は走れなくても、 あと30メートルだけ距離を伸ばすことはだれでもできます。
■要は、走れないと言う短所を持つ人がいくら走ろうと思っても、
絶対に換金はできやしません。でも、世間は努力を美化します。 でも、その努力は美談にはなったところでお金にはなりません。
■そして、今の長所はもう伸びないんです。だって、
50メートルを一生懸命に走ってその結果だから、 それ以上の努力をしたところで記録は伸びません。
■だから、加速があるうちにちょっとだけ距離を伸ばします。
0からスタートする年齢ではありません。今までの長所を 思いっ切り使いながらその加速で進めば必ず換金できます。
■だって、今までにほとんど手をつけていないエリアだからです。
だから、まったくの短所だと絶対に換金のしようがありません。 換金するには長所と短所が交わった部分を磨けばまずOKです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
藍川中学の1年のときに選手リレーで学校記録を作りました。 だから、きっとそのときの私が人生で一番速かったときです。
しかし、40歳を過ぎた中年になった今でも、 まだ記録が伸びると思っている人は多いです。
だから、長所を伸ばせばなんとかなると思っているからです。 しかし、今の長所はなにをやったところで絶対に伸びません。
かと言って、短所を伸ばそうと努力をしても時間の無駄です。 換金することができるのは加速できる部分だけだと思います。
だから、0から50メートルを走ろうとする人と、 すでに50メートルを走れる人の違いは加速です。
今から100年前は頭にマゲを結っていました。 だから、それを考えるとすごい文明の発達です。
しかし、これからの100年は更にすごいです。 今までの100年に加速がついているからです。
車もインターネットもある時代からスタートをするからです。
でも、それをまったくやらない人が世の中には多いです。 あと30メートルだけならきっと加速で走れるはずです。
今の長所は自分の限界を知らしめるためだけのものです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━