砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0766滴:人生の棚卸し

面と向かって質問をされて「はい」とか「いいえ」とか答えにくいときは、 決まって「しかるべく」と低い声で答える@まず訊き返されない杉山です。

ちなみに、それって“いいように”と言う意味なのでなんとでも使えます。

ですから、ほとんどの人は言葉の意味が分からないので黙ってしまいます。

さぁ、そんな偉そうにしている社長に対しては「御意に」と言ってあげる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■家族が仲良く寄り添って幸せに暮らすために、

新築を建てなきゃいけないことはありません。 なにが幸せですか?とよく質問をされますが、

■私にとって物を所有することでの満足度は限りなく0です。

先日も残った車を廃車しようかと嫁さんに相談しましたが、 バローに水を汲みに行けなくなるから困ると言われました。

■そして、経営に苦しむ小さな会社の社長にも言いますが、

今の社員も今期の売上げも元々は存在しなかったんです。 だから、それを失ったところで元に戻っただけなんです。

■月初に支払う住宅ローンの返済が苦しかったら、

家を売り払ってアパートに住めばいいだけです。 今の生活に慣れてしまっているから怖いんです。

■だから、こんな私はいつも棚卸しをしています。

今の自分に本当に必要なものとそうでないもの。 あくまでも今の自分だから先は関係ありません。

■いつも思いますが世間が言っている成長はすべて物質的な成長です。

要は、なにを持っているのかいくら持っているのかを競い合います。 でも、一度でも物質的に満たされるとそれを失うことが怖いんです。

■だったら、最初から持たなきゃいいだけなんです。

今までに何十人もの破産をした社長を見ましたが、 みんな±0になったことをとっても喜んでいます。

■しかし、大きなマイナスが±0になることよりも、

プラスが±0になることの方が幸せだと思います。 だって、生まれたときはなにも所有していません。

■そう、どんな人であっても生まれたときに近づけば近づくほど、

目には見えない手には掴めない幸せを感じるものだと思います。 要は、今の飽食の時代にどんな欲求を断つかだけだと思います。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

例えば、車がないと不便だと思っても、 3ヶ月もすればまず慣れると思います。

だって、そんなもんは元々はなかったんだから。

それを持ってそれが当たり前の生活になるから、 それに合わせた便利な生活に慣れてしまいます。

要は、最初からあってもなくてもいいものに、 きっと踊らされている人が多いんでしょうね。

でも、新築を建てれば家族が幸せになると思う人は、 思いっ切りキレイな間取りの家を建てればOKです。

ただ、物質的な満足なんて絶対に続く訳がありません。 物などだれでも壊れるってことを知っているはずです。

そう、あるってことよりないってことに幸せを感じます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━