砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0787滴:弱い起業家を喰う強いメンター

神奈川県の女性から「杉山さんのHPの/index.phpってなんですか?」と 縦に30cmくらい長いメールで質問をされた@横に9cmで返した杉山です。

ちなみに、素っ気なく「あのPHP研究所が作った証です」と書きました。

ですから、その女性はPHP研究所のWEB広報室に電話をしたようです。

さぁ、そんな縦に50cmのお叱りのメールが来たので横に20cmで謝った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■メンターとは助言者や師匠と言う意味で、

あなたの仕事や人生のいいお手本となり、 あなたの味方になってくれる人たちです。

■女性起業家が書いた数冊の本に目を通していたら、

起業には「メンターが必要」と書かれていたのね。 意味が分からんけど起業にそんなもんが必要なの?

■東京都は葛飾区の女性からそんなご質問を受けました。

私は起業するのにメンターなんて必要ないと思います。 本来は隣でいろいろと指導を仰ぐものかも知れません。

■しかし、起業する人が指導を仰ぐと傘下に入ってしまいます。

きっと遠くから支持するだけなら効果はあると思うんですが、 絶対に近くからたくさんの指示を受けると従属しちゃいます。

■要は、メンターと思っていた人の代理店になるだけです。

結局、自分の支柱を持っていない人は簡単に染まります。 そう、メンターを探すにもそれなりの資格が要るんです。

■私がたった一度だけ会った優秀な起業家がいました。

彼は簡単に数百万円の月収を作ることができました。 でも、彼はメンターと会ってから仕事をやめました。

■そのメンターと思っている人の秘書になったんです。

そう、若い故に自分の中に支柱がありませんでした。 結局、自らの才能を殺して言われるままの人生です。

■支柱を持っていない起業家は理想とする人に憧れても、

安易にメンターなど探すものじゃありません。だから、 気がついたらカバン持ちか広告塔にされて終わりです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

昨日の【オーラの法則】と同じように、 きっと本来の定義は違うと思いますが、

ほとんどの人が使うメンターと言う言葉の意味は、 近づいて利益を受けたい人々と言う意味なんです。

だから、逆に喰われてしまうんです。

ただ単に大金を稼いでいるからとか、 マスコミによく取り上げられるから。

そんな程度の稚拙なものばっかです。

本当のメンターは探して発見できるようなものじゃなく、 きっとなにかのご縁で偶然に出会うようなものなんです。

考え方や求めているものが同じ方向なら必ず出会えます。

それを無理に「私にはメンターが必要なの」と頑張って、 それっぽい人を探し当てるから逆に喰われて終わりです。

嫌ってほどメンターと書いたので気分が悪くなりました。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━