鼻の穴と耳の穴の4ヶ所をふさぎながら口に含んだ水をゴクンッと飲めば、 100%しゃっくりが止まるとテレビでやっていた@検証できた杉山です。
ちなみに、ペットボトルに入った三ツ矢サイダーでも速攻で止まりました。
ですから、これをテレビで知ってから実験がしたくてたまりませんでした。
さぁ、そんなしゃっくりを止めることよりも引き起こす方がズッと難しい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■高校生のときに『カッコーの巣の上で』と言う映画を観ました。
体育館に1年生が集合すると冷たい床に座って全員で観ました。 2年生のときは『翼は心につけて』と言う辛い映画を観ました。
■1年生のときの映画は辛く悲しい場面と思わず笑う場面がありました。
2年生のときの映画は骨肉腫に侵されるお話なので延々と泣けました。 私は今、振り返ってみて分かったことは泣く場面はみんな同じでした。
■だから、なんともならん性格の悪い奴でも、
学年で10本の指に入る成績がいい奴でも、 目に涙を溜めるシーンは決まって同じです。
■ってことは、辛く悲しい感情はみんな同じレベル、ってことです。
私は気持ちが通じないことを“日本語が通じない”と言いますが、 きっと涙を流すような悲しいお話はどんな日本人にも通用します。
■だから、小さな会社の社員を上手くまとめたいなら、
涙が流れるお話をすればきっと一つにまとまります。 しかし、小さな会社の社長はその逆をやっています。
■そう、猫も杓子も現場は明るい方がいいと思っています。
でも、社員たちの求める明るい現場の価値観が違います。 要は、社長の言ったつまらない冗談には笑えないんです。
■団塊の世代の社長が放った冗談って間違いなく笑うツボを外しています。
だから、若い社員たちの口元や頬が反応をしなければと引きつるんです。 そして、現場を明るくしようとすればするほど冷めた現場となるんです。
■涙を流す場面ってほとんど同じで辛く悲しい感情は共通です。
しかし、笑う場面はそれぞれに違って笑わすことは困難です。 だから、世代を越えた社員をまとめるには泣かせばOKです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
吉本新喜劇のような作為的な笑いではなくて、 思わず噴出してしまうような笑いは貴重です。
それがどこで噴出すかがポイントです。そう、 笑いのツボがズレているとお話は通じません。
仲のいい奴をアタマに浮かべてみるとほとんど笑う場面は同じです。 それに比べてどんなに努めても馴染めない奴は笑う場面が違います。
いいか悪いかではなくて生理的に合わないんです。 でも、どんな奴でも涙を流す場面はまず同じです。
それは20代でも60代でもきっと変わりません。 だったら、唯一の共通する言語を使えばいいです。
そう、辛く悲しい感情は共通の言語として使えるんです。 それに12月の真夜中のトイレの電球じゃないんだから、
なんでもかんでも明るいことがいいことではありません。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━