一昨日、杉山さんのサイトには【杉山弘道公式サイト】と書いてあるけど、 非公式なサイトがあるのですか?と質問された@芸能人気取りの杉山です。
ちなみに、オフィシャルサイトと書くよりはまだ遠慮がちだと思いました。
ですから、だれも作ってくれないのなら自分で非公式なサイトを作ります。
さぁ、そんな自分の中のどの部分を非公式にすればいいのかとっても悩む ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■先月の中頃にある会社の部課長会議に出席しました。
2時間の会議が終わると社長に感想を訊かれました。 そこで私が言ったことは答えの前説が長いことです。
■例えば、社長が部長に「事業計画はできたのか?」と訊ねると、
部長は「ここ数ヶ月の売上げが下がって来まして」と始めます。 だから、問い掛けに対する答えにまったくなっていないんです。
■「できたのか?」と言う問い掛けに対する答えは、
「できた」か「できなかった」かのどっちかです。 「どうしてできないんだ?」の答えとは違います。
■そう、訊きたいことは○か×か丁か半かだけなんです。
でも、この会社の部課長に限らずほとんどの人たちは、 自分の身の回りの環境から詳しくご説明をし始めます。
■だから、判決で読み上げられる主文じゃないんだから。
知りたいのは無罪なのか有罪なのかまた有罪だったら、 懲役は何年で執行猶予が付くのかどうかだけなんです。
■それ以外の長い主文にはまったく興味などないんです。
そして、問い掛けに対して延々と前説を喋る人たちは、 自分に栓をしてしまうから新しい発想が出てきません。
■本人は言い訳じゃなくて詳しい説明だと勘違いをしています。要は、
無意識の内に自分のアタマの中に栓をしていることに気づきません。 できたにしろできなかったにしろ前説を喋る人って発想が幼稚です。
■目の前の相手が求めていることを理解できないからです。だから、
たった一つでも問い掛けをすれば相手のレベルが分かるものです。 とにかく答えも全校朝礼の校長先生のお話も短い方がいいんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
こんな私が小学生や中学生の頃の全校朝礼では、 だれかが倒れるまで校長先生が喋っていました。
幼いながらに生徒を殺す気かと思っていました。
だから、短い言葉で自分の気持ちが伝えられない奴は、 持久戦にもって行くしか勝ち目がないと思っています。
ちょっとお話がずれちゃいましたが、 長い前説はなんの得にもなりません。
私は「昨日渡した封筒、メール便で出してくれたのか?」と訊ねました。 妻は「クロネコさんの料金体系が10月から変わって…」と答えました。
なんのこっちゃ分かりません。
出したか出さなかったのかでいいんだ! 料金のことについては訊いてないんだ!
と言うのが【要らない前説】の分かりやすい具体例です。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━