十六銀行の本店の前でハニーオールドファッションを立ち食いしていたら、 20代の女性が「秋田さんですか?」と尋ねて来た@目で殺した杉山です。
ちなみに、昨年の4月にもJR岐阜駅の構内で秋田さんと間違われました。
ですから、口の中がドーナツで一杯でYESともNOとも答えられません。
さぁ、そんな粉が喉に詰まって目が真っ赤に充血したので相手がビビッた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■昨日、東京からメルマガの発行者が岐阜くんだりまで来ました。
それまでまったく知らない人でしたが新幹線でやって来ました。 いろいろ訊きたいことがあるとのことで5時間もお話しました。
■もうすぐメルマガのバックナンバーを再編して販売するそうです。
そこで公開していたバックナンバーを非公開にすると言いました。 東京から来た男性はそのことについて私にどう思うか訊ねました。
■「私だったら絶対に買わないよ」と私は言いました。
「それはどうしてですか?」と彼が訊き返したので、 私はドリーム号で彼をある書店に連れて行きました。
■その書店はお客さんが座って読むことができる岐阜では有名な書店です。
ゆっくり本が読めるようにとわざわざ心地の良い椅子が選んであります。 別に買わなくても図書館のように黙って読んで帰ることも当然できます。
■児童書のコーナーには子どもたちが座れる低い椅子が置いてあります。
普通の書店なら子どもたちに騒がれるとか汚されるとか毛嫌いますが、 それは子どもたちがゆっくり落ち着いて読むことができないからです。
■彼は「タブーを破った成功例ですね」と思いっ切り感心して言いましたが、
私は「タブーは業界人から見た発想でお客さんから見れば当たり前だ」と、 吐き捨てるように言いました。お客さんは中身をゆっくり読みたいんです。
■そして、ほとんどの日本人って読んだら買います。
みんな業界の常識を踏襲するから売れないんです。 業界の常識はお客さんから見れば必ず非常識です。
■まずはできるだけ周りの風通しをよくすることです。
お客さんは決して欲しいから買う訳ではありません。 買いやすいから勢いでボタンを押しただけなんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
風通しの良し悪しを本当に感じます。
それはリアルショップでもネットショップでも同じです。 お客さんを呼んでおきながらバリアを張ってる感じです。
例えば、紙の本を売りたいのなら全部のページをスキャンして、 PDFでダウンロードができるようにしちゃえばOKなんです。
当然、無料です。するとほとんどの日本人は紙の本を買います。
内容を隠すとか秘密にしようとすればするほど、 お客さんは忙しいから付き合っていられません。
そう、風が行き止まる仕組みには違和感を感じるんです。 そこで立ち止まって考えてまで欲しいものはありません。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━