砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0820滴:上辺だけでもきっと変われる

柑橘系があまり好きではない私の目の前に山盛りのみかんを発見したので、 どれだけ食べれば黄疸が出るのか実験した@次女を立ち会わせた杉山です。

ちなみに、普段はあまり食べないので8個目で少し黄色っぽくなりました。

ですから、正確には黄疸ではなく柑皮症と言うみかんの皮による症状です。

さぁ、そんな過剰な酸味を吸収したので同じ量だけ過激な甘味を摂取した ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■ここだけのお話ですが、9月26日に一人の女性と会いました。

普通なら月末は忙しいし9月は8月よりも一日も足りないので、 それどころじゃありませんでしたけどいそいそと出掛けました。

■その女性は私の芥見東小学校時代の同級生でした。

とってもアタマがよくて可愛くて憧れていました。 当時の彼女は「変わった声ね」と私に言いました。

■私は小学3年生のときに変声期を迎えたんです。

それが彼女と交わした最初で最後の会話でした。 ところがその彼女から私にメールが届きました。

■だから、今年の8月頃からこの住民放送を聴いていたそうです。

私は「とってもヒマなの」と言って速攻で会う約束をしました。 JR岐阜駅の東にあるコメダ珈琲でアイスティーを飲みました。

■本当に幸せでした。今年に入ってから最も充実した一日でした。

彼女は「杉山君ってそんな人だった?」と微笑みながら言うと、 白いストローでアイスティーの中の氷をコンコンと突きました。

■私は「うん」と目をパチパチさせながら頷きました。

でも、ガタガタと貧乏ゆすりが止まりませんでした。 彼女は「無口じゃなかったかな」と首を傾げました。

■そう、私は6年生の個人懇談で無口の問題児と先生から呼ばれました。

なにも喋らないからなにを考えているのか分からないと言われました。 そのとき黙っていることが悪いことなんだと初めて私は気づきました。

■じゃあ、喋るか!と思っただけです。

それから立て板に水の如く喋ります。 だって、それだけで周りが喜びます。

■私は「本当は無口で小学生の頃から1cmも変わっていないよ」と言って、

ストローを啜るとズルズルっと音を立ててしまって顔が赤くなりました。 腰の位置を少しずらした彼女は「そうは見えないけど」と微笑みました。

~ 長くなるので編集後記に続きます ~

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

■小さな会社の多くの社長は明るい社員を営業向きだと言います。

でも、それは暗いから明るく見せようと頑張っているだけです。 そう、本当に明るい奴なら人前で決しておどけたりはしません。

■彼女は「無理してるの?」と言いました。

だから「慰めて欲しいの」と返しました。 すると「がんばって~!」と慰めました。

■たったの2時間ですが本当に楽しいひとときを過ごせました。

そこで感じたのは人間は小学生の頃からきっと変わりません。 でも、変わったように見せることはだれでもできるはずです。

■そして、ほとんどの人々はその上辺だけの姿で判断をします。

だから、自分の性格が明るくても暗くてもなんでもOKです。 だって、自分の本当の姿を知っているのは自分だけなんです。

どんな人でも上辺の着飾った姿を評価することしかできません。 だったら、キレイに着飾って誤魔化して見せればいいだけです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━