晩ご飯はなんでもいいと言ったら残ったグラタンに前日の冷ご飯を混ぜて、 それをドリアだと言うとさらにお湯をかけた@リゾットになった杉山です。
ちなみに、ハマチからブリに成長する出世魚のイタ飯版じゃないんだから。
ですから、まるで小学校の理科の実験で作る粘土のように混ぜられました。
さぁ、そんなマカロニが浮いた家畜の餌のような雑炊を目の前に出された ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■先日もビジネス系の雑誌を読んでいたら、
経営者が尊敬する人物が載っていました。 相も変わらず坂本龍馬や松下幸之助です。
■以前にもお話をしましたが私は会ったことのない人間を尊敬しません。
だって、尊敬したくても知らないんだから尊敬のしようがありません。 そして、それはモノの考え方や捉え方にも同じように言えるはずです。
■簡単に言えば、私は死んだ人の意見は参考にしません。
いくら経営の神様と多くに崇拝される松下幸之助でも、 現代経営学の父と親しまれるP・F・ドラッガーでも、
■もうこの世にはいないんです。だから、
私の本棚には先人の小説はありますが、 先人のビジネス書は1冊もありません。
■だって、松下幸之助やP・F・ドラッガーは、
ネットショップで買ったことがないはずです。 Yahoo!も知らない人の話に興味はありません。
■だから、お二人の功績は称えても、
それを鵜呑みにしてはいけません。 いいお話が正しいとは限りません。
■その時代にはきっとよかったと思いますが、
平成18年ではどうだか分からないんです。 そして、もし立派なお二人がご存命ならば、
■自分たちが残した経営指南書を書き換えていると思います。
要は、死んじゃったから書き換えることができないんです。 でも、それをいつまでも大切に踏襲する社長は結構、多い。
■判断基準は責任が取れる状態かどうかなんです。だから、
言ったことに対して責任を取れと言う訳ではありません。 責任を取れない人の意見を聴いても真実味が薄いんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
こう言うお話をすると「でも、経営哲学は変わらない」とか、 ほとんどの人は言うはずです。経営哲学なんて目には見えん。
あなたの3代前の先祖は柴犬を2匹飼っていたはずです。 と言う占いとまったく同じです。そんなもん立証できん。
自分が気持ちよくなるお話を読んだり聴くことはいいんですが、 それを書いたり喋ったりした人が今、ご存命なのかどうかです。
先人の意見が間違っているなどとは決して思いませんが、 その時代だからこそきっと成功できたとも思いますがね。
立派な功績を残したほとんどの経営者たちは、 今、生きていたら話すことが違うと思います。
しかし、随分と大昔の意見に従う現代の社長は多いです。 だから、黒い電話の時代のお話には真実味は持てません。
歳月は待ってはくれないのにどうして遡るのでしょうか。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━