砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0845滴:社長の頭の中の8掛けを当てる

へそ周りが85cm以上の男はメタボリックシンドロームの可能性があると、 へそ曲がりな薬剤師から言われた@メンソレータムを思い出した杉山です。

ちなみに、このカタカナの意味は内臓に脂肪がたまってどうのこうのです。

ですから、私はカロリーではなく実際に食った量の合計が体重となります。

さぁ、そんなへそ周りは85cm未満だけど腸には砂糖の結晶がきっとある ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■久し振りにサラリーマンとして長く生きるコツをお話します。

サラリーマンとしてその会社にズッと長く居たいのであれば、 抑えるツボは上司でも部下でもなくて社長しかあり得ません。

■小さな会社が消えてなくならない限り、

社長のご機嫌だけが大きく左右します。 上司とか部下など問題ではありません。

■要は、だれが連帯保証人として担保を差し出しているかです。

個人の実印を捺していない人にモノを言う権利はありません。 従うべき人は能力の問題ではなくて担保提供の有無なんです。

■だから、社長のご機嫌だけを損なわなければOKです。

営業成績を気にするのは社長に好かれたいがためです。 会社の資金繰りのために働いている訳ではありません。

■しかし、いくら優秀な営業マンでも3年もいい成績は維持できません。

だから、本当に優秀な営業マンは自社の社長の心に楔を打つはずです。 売りを立てるためではなくて長く生きるためにはそれしかないんです。

■その方法は、社長の頭の中の8掛けを言うことです。

社長が今、思っていることの80%を当てるんです。 その内容が正しいか誤っているかは関係ありません。

■社長が考えたり思っていることの8掛けをそれとなく言い当てるんです。

すると決まって社長は「お、杉山君もそう思うのか」と言って喜びます。 しかし、変に優秀な営業マンは絶対にやってはいけないことをやります。

■それは社長が考えたり思っていることの120%の内容を言うことです。

社長がクラウンに乗っているのに社員がセルシオに乗ってはいけません。 社長がクラウンに乗っているのに社員がクラウンに乗ってもいけません。

■社長と肩を並べることはNGで肩に手を回すなんて言語道断です。しかし、

8掛けを言い当てるためには社長の頭の中の全部を知らないと言えません。 だから、長く生きたい社員はお客など相手にせずに社長ばっか観察します。

■会社の売上げなら他のだれかが頑張って作ってくれます。

それよりも社長の趣味や好きな食べ物を覚えることです。 社長は自分の考えを分かってくれる奴が可愛いはずです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

ほとんどの社員は8掛けどころか半分以下しか当たりません。 でも、客観的に見れば社員の言っていることの方が正解です。

でも、それがサラリーマンとして長続きしない典型なんです。 社長の思っていることが間違っていようがなんら構いません。

社会をよくするために正義感で働いている人なら別ですが、 会社にしがみついて給料をもらいたいだけならいいんです。

だから、半分以下とか120%なんて言語道断ですが、 ズッと8掛けを言い当てて全幅の信頼を得た社員なら、

次からは社長の考えの100%を当てると取締役です。

そう、昇格は営業成績ではなくて社長の好き嫌いだけです。 それに成績で昇りつめた奴は必ず飽きられてしまうんです。

社長の心に楔を打つ方法はまずは8掛けを狙うことです。 すると社長の方からクラウンに乗るように言ってきます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━