砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0881滴:チャンスとキッカケ

24年前の高校時代に「大学で相撲部に入るなら早稲田に入れてやる」と、 山内先生に言われた@頭じゃなくて体が資本だとつくづく思った杉山です。

ちなみに、運動部に入るのは一向に構いませんがコスチュームの問題です。

ですから、白い素肌を露出するのは柔道着から垣間見える程度が限界です。

さぁ、そんな1ヶ月だけ籍を置いてあとは病気のふりをしようとも考えた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■学校の先生と警察官と銀行系のサラリーマンと飲みました。

いくら24年前に一緒に柔道をやっていた間柄だとは言え、 話題の80%は締め技の掛け方とか投げ技についてでした。

■やっぱり人間って成長しないものなのね。

そこで私が強く感じたことは疎外感です。 私以外はちゃんとしたサラリーマンです。

■こんな私は今まで個人事業主でも月給が50万円あれば、

30万円のサラリーマンよりもマシだと思っていました。 しかし、100万円あっても敵わないと昨日思いました。

■その理由はよく分かりません。ただ、そういう世代だとは思います。

いくら頑張っても組織に属さなければイッパシじゃないと感じます。 サラリーマンからは自由でいいねとか気楽だねとかよく言われます。

■でも、一日20時間も働いています。寝ても夢の中で考えています。

自由どころか自分の中に上司と部下と同僚が存在している感じです。 鴨の水掻きのように水面下で必死にもがき苦しんでいると言うより、

■サメの水泳です。だから、泳ぎ続けないと溺れてしまうんです。

でも、そんなときに自分を奮い立たせる一つの方法があります。 こうして一人でやっていられるのもキッカケがあったからです。

■チャンスはきっと自分一人だけでも作れるはずですが、

キッカケは必ずだれかから与えてもらうものなんです。 でも、与えてくれた人も恐らく忘れていると思います。

■しかし、現在は疎遠になってしまった人であれ忘れてしまった人であれ、

こうしてやり続けられる自分があるのも間違いなくその人のおかげです。 今のお客さんも大切ですがキッカケを与えてくれた人はもっと大切です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

今までにたくさん見ているんですよね。

最初はなんのツテもないからだれかれ構わずアタマを下げまくるけど、 次第に有名になって売上げもそこそこ上がってくると調子に乗る奴を。

きっとその人も悪気がある訳じゃないとは思いますが、 その状態のまま売上げを維持できるなどは思えません。

飛行機が離陸して軌道に乗ればだれでも操縦できます。 一番難しいのは滑走路から飛び立つわずかな距離です。

ちょっと有名になってちょっと売れてくると99%の方々が、 自分には才能があるとか努力の賜物だとか抜かしやがります。

たしかに才能はあるだろうし努力の過程も認めますが、 その世界に入るキッカケを与えてくれた恩人がいます。

それは学校の先生かも知れませんし単なる通行人かも知れません。 もっと言えばたまたま観ていた連続ドラマの脇役かも知れません。

必ず一人はいるはずです。

でも、多くの場合、そのキッカケを与えてくれた人は、 今ではこっちのことをよく思っていない人が多いです。

でも、今の自分があるのは紛れもなくその人のおかげです。 理屈じゃなくて事実なんだから心からお礼を言うべきです。

たった一人でやり続けるパワーはそこにあると思いました。

来年の1月一杯にはなんとか独自配信をスタートします。 でも、今までどおりこちらでも当分の間は配信をします。

今のところ内容に差異を設けるつもりはありませんけど、 作業が増えるので放送時間がちょっと異なると思います。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━