「な~んだ杉山先輩ってもう本を出したんッすか?」と大石が言ったので、 「なに言ってんだ」と呆気に取られた@たしかに杉山弘道だった杉山です。
ちなみに、『魂ってなんだろう』という宗教の本の著者が同姓同名でした。
ですから、『玉木って宏だろう』という喜劇の本なら書くかも知れません。
さぁ、そんな私が出版してAmazonで名前を検索されたら一緒に出るじゃん ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■全国的に大晦日です。そして、明日は元日です。
だからと言って電気が止まる訳でもありません。 電車もいつもと同じように線路の上を走ります。
■だから、お正月でも働いている人はたくさんいます。
そして、お正月だからこそ働きたい人もいるんです。 仲のいい三島社長はFCの飲食店を経営しています。
■365日、朝の7時~夜の11時まで営業しています。
三島社長は今まで人材に困ったことがないと言います。 店員の70%が若いアルバイトばっかだとは言っても、
■暑いお盆であろうが賑わうお正月であろうが、
自ら率先してシフトに入ってくれるそうです。 当然、割り増しのアルバイト料は支払います。
■しかし、決してお金じゃないという気構えが感じられるそうです。
社長はどうしてそんなに働きたいのかと数人の若者に訊ねました。 すると「休眠中の世の中に活力を与えたい」と一人が答えました。
■その若者は俗に言うフリーターです。でも、
飲食店の経営ノウハウをすべて学んだ上で、 数年後には一人立ちすると宣言しています。
■だから、三島社長も思いっ切り応援をしています。
その若者は世間が休んでいるときにこそ働きたい。 せっかく働くのなら活力を与えてお金を稼ぎたい。
■そんなことを三島社長に熱っぽく語ったそうです。
まだ家庭を持っていないということもありますが、 その若者が他の店員に大きな影響を与えています。
■正社員である部課長クラスまでもが感化されているようです。
世の中と平行に歩いたらどこまでも交わることはできません。 世の中が休んでいるときにこそ接触できると彼は言いました。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
すぐ近くに東海道本線が通っていますが、 そこを走る電車の音がとっても好きです。
夜中でも貨物列車が走ります。
決して私には騒音などとは聴こえなくて、 この時間でも働いている人がいるんだと、
なんだか安心感のようなものを感じます。
交通のインフラは止まることが決して許されません。 365日、休みなく働くことを勧めてなどいません。
ただ、どんなときも働いている人がいることを知るだけで、 周囲への想いとか自分のやるべきことが分かる気がします。
2006年の住民放送はこれにて終了です。よいお年を!
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━