今週中に床屋に行くと決めたので髪を水性ポマードでリーゼントに固めて、 もみあげだけを残して髭を剃った@洗面台の鏡の前で拳を握った杉山です。
ちなみに、海パン一枚になりボクシングの浜田剛史のポーズを取りました。
ですから、鏡に向かって「浜田だ、浜田だ」と叫んで軽く汗を流しました。
さぁ、そんな途中でモヒカンに固めて「亀田や、亀田や」とアゴを出した ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■東京で小さな会社を営む社長が「会社がチャリ状態です」と言いました。
でも、岐阜ではそれを「ケッタ状態」と私だけは呼んでいます。だから、 会社が自転車操業なんだってことです。関西ではなんて呼んでいんねん。
■自転車操業とは業務を停止すると倒産しちゃうので、
赤字を覚悟して業務を嫌々ながら継続することです。 走るのを止めると倒れる自転車に例えているんです。
■でも、それは別に悪いことではないと思います。
とにかく自転車を漕いでいれば食えるからです。 自動車を使うためにはガソリンを必要とします。
■ほとんどの人は何かを得ようとするから辛いんです。
だから、何かを得ることを目標にするんじゃなくて、 毎日を無事に過ごすことを目標にすればいいんです。
■そう考えるとガソリンも要らないし環境にもいい自転車は最高です。
漕ぎ続ければいいだけだから。それを嫌がる人は単なる怠け者です。 いくら借金があっても銀行に1万円ずつ返済していけばいいんです。
■返したいけど返せないから1万円が誠意なんです。
なにも踏み倒そうなんて思っていません。だから、 返せるもんならとっくに耳を揃えて返しています。
■私の嫁さんのおばあちゃんは数年前に亡くなりました。
全身には癌とか名前の分からない腫瘍だらけでしたが、 おばあちゃんの死因は「老衰」でした。92歳でした。
■亡くなるその前日まで普通に元気でした。だから、
自ら漕ぐのを止めたから楽になっただけなんです。 病気でも借金があっても寿命までは生きられます。
■多くの社長が勘違いしている考え方の一つは、
会社を聖なる場所と思い込んでいることです。 会社は単なる自転車と同じ道具に過ぎません。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
会社は玉手箱や魔法のランプじゃありません。 開けてもさすってもなんの利益も生みません。
自転車と同じように漕ぎ続けないと倒れてしまうんです。 あのアメリカの自動車大手のビッグ3でも大変なんです。
よく「杉山さんはPCでお仕事ができるからいいですね」と、 よく私のことをご存じない方からおっしゃっていただきます。
すっげぇ大変よ。あんまり言うとなんなんですが、 毎日どれだけ書き続けているとお思いでしょうか。
アラビアン・ナイトの『千夜一夜物語』とまったく同じです。 王様に殺されないように毎晩面白いお話をし続けるやつです。
まだ1000滴もお話をしちゃいないので、 漕ぐのを止めるとだれかに刺されそうです。
でも、自転車は漕ぎ続けてさえいれば絶対に倒れません。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━