砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0904滴:万が一のときの大きな代償

最近の“納豆で痩せる”というのが番組制作側のヤラセだと分かったので、 これ見よがしに【私説】に書いた@冷蔵庫を開けたら呆然とした杉山です。

ちなみに、買い占める奴はバカだと書いたのに目の前に30個もあります。

ですから、夜に【私説】を書いたので今から書き換える時間はありません。

さぁ、そんなしかも今までに見たこともない新たな3種類が加わっていた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■我が家はスキーとスケートは禁止です。

一度も連れて行ったことはありません。 基本的に生命を張ることはさせません。

■それがいいか悪いかではなくて私が決めたことです。だから、

娘にはやりたければ成人になってからやれと言ってあります。 楽しむだけなら他にいくらでも楽しめることはあるはずです。

■そして、私と古い付き合いの社長が経営する会社もスキーは禁止です。

スケートについては確認していませんが、とにかくスキーはNGです。 採用するときの面接で「スキーはやりません」と誓約書を書かせます。

■それは万が一のときの代償が大きいからです。

それが事故ではなくて単なるケガだとしても、 スキーの場合はきっとどっかの骨を折ります。

■「そんな自己管理も満足にできん社員は要らん」と社長は言います。

「スキーをやるプロ野球の選手とか歯医者は三流だ」とも言います。 「万が一のときの代償を考えられない人間は最低だ」とも言います。

■当然、飲酒運転で事故を起こせば速攻でクビですが、

事故を起こさなくても飲酒運転がバレたらクビです。 そう、他人の生命に危害を及ぼす人間などクズです。

■その社長は「自分の立場が分かっていない人間のすることだね」と、

眉間に太いシワを寄せながら「バクチ打ちと同じだ」と続けました。 たまたま今回は運がよくて何事もなく無事で助かっただけなんです。

■それがお腹の底から理解できる人間かどうかが問題です。

「私は運がいいから絶対に大丈夫!」と言い切る奴ほど、 人生を勝ちか負けでしか測れないバクチ打ちと同じです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

当然、スキーとかスケートを否定している訳なんかじゃありません。 それどころか素晴らしいスポーツだと思います。観るのは好きです。

ただ、それをやっていい人間とそうでない立場の人間がいるんです。 極端な話、お腹の大きな妊婦がそれをやってもいいのかどうかです。

あなたがいなけりゃ困るってお客さんはきっと多いはずです。 大切な人が玉が飛び交う中東に行くと言ったら私は怒ります。

大切ではない人が行くと言ったら「気をつけて」と言います。

お客さんから見れば、きっとあなたはお腹の大きな妊婦です。

随分前に元FIレーサーがテレビの番組で言っていましたが、 シートベルトなしでは怖くて車の運転ができないらしいです。

サーキットよりも一般の道の方がかえって怖いと言いました。 スピードの限界を知っている人でさえ一般の道は怖いんです。

そこを酔っ払って運転することは鉄の塊の凶器を運ぶのと同じです。 きっと自分だけは運がいいと思い込んでいるバクチ打ちと同じです。

自分も周りもお腹の大きな妊婦と思えば賭けはしません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━