最近、発売されたエバラ焼肉のタレ風味のサッポロポテトバーベQあじを 一気に2袋食べた@期間限定という営業戦略に家族ぐるみで弱い杉山です。
ちなみに、永谷園の梅干茶づけ味のかっぱえびせんも3袋ほど買いました。
ですから、さらに本物のエバラ焼肉のタレをサッポロポテトにかけました。
さぁ、そんな私の部屋で隠れて食っていたけどタレのニオイですぐバレた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■38歳の奥さんは専業主婦で中学生の娘と小学生の息子がいます。
そんなどこにでもあるご家庭に伺ってちょっとお話を訊きました。 そう、その奥さんの旦那である社長に安い報酬で頼まれたんです。
■ここではお話できないくらい安い報酬です。
だって、現金ではなくて王将のランチです。 どうやら安いイメージが定着したようです。
■その社長は社員数が11名の小さな食品会社を営んでいます。
「かみさんと子どもたちがどう思っているのかを知りたい」 旦那として父として社長としての評価が気になっていました。
■そんな大切な話を訊くのに報酬が王将のランチかい!
とここまで出そうになりましたが黙って頷きました。 そう、その社長はこの私の弱みを握っているんです。
■「王将のランチなんて久し振りですぅ~」と喜んで見せました。
そして、舞台は変わって社長のご自宅です。目の前の奥さんは、 「旦那としても父親としても申し分ないですよ」と言いました。
■その後に「ただ、ちょっと…」と続けると、
奥さんは「社長が嫌いです」と言いました。 私は珈琲を片手に理由をソッと訊ねました。
■「社長って役職じゃなくて役柄なんですか?」奥さんは言いました。
よく訊くと社長という役柄を演じている夫にしか見えないそうです。 本当はカローラで十分なのに無理にクラウンに乗る姿が嫌なんです。
■その社長の年収は、平均的なサラリーマン並みです。しかし、
クラウンに乗ってお客さんと飲み歩いたりゴルフをやります。 それが好きな人だったらいいけど無理にやっているそうです。
■奥さんはそんな夫の後姿を見ることが本当に辛いと言いました。
そして「無理に演じ続けてまで幸せをつかもうとは思いません。 今日さえ充実すればいい人生になると思います」と言いました。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
あ、今日も素晴らしい話をしてしまったそんな気がする。
そして、奥さんも演じ続けなければなりません。 年収が平均的なサラリーマン並みだと言っても、
近所の奥様方は社長のご家庭だと思っています。
だから、スーパーで買い物をするときに安いバラ肉は買えません。 たとえダシを取るだけの肉でも国産のブランド和牛を買うんです。
そう、近所の奥様方は大量に積まれたサラダ油の陰から、 社長夫人が下げた買い物カゴの中身をジッと見ています。
「この油って、お一人様3本までなの…」と呟きながら。
怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ。
社長である旦那は、自分の家庭の幸せも、 会社の経営計画のように立てるはずです。
でも、そんなものでは家族は絶対に幸せにはなりません。 第一、遠い将来の幸せなんてだれも欲しくはありません。
今日が充実していればその先にいい人生が必ずあります。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━