砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0908滴:下から見上げれば、すべてが反面教師

世界中を写真で見ることができるグーグル・アースを使って1時間以上も イタリアのベニスを眺めていた@それで現地に行った気になった杉山です。

ちなみに、どんな場所でも写真で検索できるので安い世界旅行ができます。

ですから、岐阜市祈年町2丁目で検索したら見慣れた景色が出てきました。

さぁ、そんな甘党のお茶会探訪で訪問した4つのお店を上から懐かしんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■今朝の日経新聞にも大きく載っていましたが、

小中学校での給食費の未納がかなり多いです。 約10万人で総額約22億円以上の未納です。

■この現実自体がまったく信じられません。

そう、どう考えても食い逃げと同じです。 生活が苦しくて払えないのなら別ですが、

■60%以上の家庭では経済的な問題はないそうです。

それどころかベンツに乗っている親もいるそうです。 どうすればそのような愚かな猿になるのでしょうか。

■ま、20歳を過ぎた霊長類は変わらないのでこの際、

どうでもいいんですが、問題はその親の子どもです。 愚かな猿は勝ち誇ったように我が子に言うはずです。

■「頼まれてもいないものに払う必要はない」ってね。

それが小中学生の柔らかい脳ミソにすり込まれます。 そして、その子どもたちは15年後に親となります。

■きっとほとんどの親は反面教師の対象としかならないんです。

いくら口でいいことを言っても裏では悪いことをしています。 本人はいいつもりでもそれが子どもに悪い場合もあるんです。

■私の親父は岐阜市内にある少し大きな会社の役員でした。だから、

お中元とお歳暮の時期は6畳間がデパートの包装紙で一杯でした。 部下もたくさんいましたし車も高級車に乗って接待がゴルフです。

■それが中学生の私にはかっこよくは見えなかったんです。

だから、それが反面教師となって今の私があるはずです。 しかし、なにがあろうと尊敬する人物は親しかいません。

■だから、尊敬はしても間違っても目標にはなり得ません。

そして、小さな会社の社長にも同じことが言えるんです。 社員から見れば社長のかっこ悪いところしか映りません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

きっと貧乏のどん底から這い上がった人には、 高級車とかお届け物が嬉しいんだと思います。

私は物心がついたときには、 何不自由のない生活でした。

だから、価値観がまったく異なります。 どっちがいいか悪いかではありません。

私が中学生から高校生になる時期には山のような包装紙や、 私にまでアタマを下げる会社の人や高級車を見ていたので、

それが反面教師となって今では逆にそれを受け付けません。

部下は一人もいませんしお届け物は一切、受け付けないし、 車はもらったもので13年間も乗り続けています。そして、

上座とか下座にこだわるその場限りの人間関係が嫌いです。

だれでも内臓の機能は同じだからフラットでいいじゃない。

今、家族の長である親が、会社のトップである社長がやったことは、 自分がよかれと思っていることでも下から見上げれば分かりません。

人から物をもらうことは決して悪いことではありません。 でも、悪くはないがかっこよくもないと私は思いました。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━