今日までだれにも打ち明けませんでしたが、私には数少ない欠点があって、 その内の一つが43-26=の計算に時間が掛かる@今でも悩む杉山です。
ちなみに、33-26=とか23-16=ならすぐに7だと答えられます。
ですから、43-16=でもすぐに分かるので43-26=だけNGです。
さぁ、そんな人生で43-26=だけ訊かれることはないので安心してる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■ほとんどの社長は、自社のお客さんにABCを付けています。
それはABCランクのことで、紙に書いて評価をしなくても、 頭の中で「Aの客」とか「ま、Bだな」と評価をしています。
■それはそれでなんら構いませんが、
一生懸命にAを増やすと危険です。 自由書房や宮脇書店に並んでいる
■多くのビジネス書にはAのお客を増やせと、
さも当たり前のように書かれてありますが、 全体の中でAが35%を超えると危険です。
■Aのお客さんは、とにかくなんでもかんでも、
こっちが出す商品を買ってくれます。だから、 こっちはAのお客さんに対して気を遣います。
■それがAのお客にも分かるのよ。そう、
自分は大切にされていると察知します。 するとAのお客の中の5%は去ります。
■きっと飽きちゃうか鬱陶しく感じるからです。
いくら素晴らしいサービスを受けたとしても、 毎日、豪華な天丼では絶対に嫌気がさします。
■お客さんに限らず、一度でも愛されたと感じたら、
おそらくだれでも「もういいか」と思うはずです。 溢れる愛情ほど恋人を遠ざけるものはありません。
■だから、適度にテキトーなBのお客が最も扱いやすいんです。
10のサービスの内で3~4つ程度に手を出すBが一番です。 Aは3年後にはいません。Bは構って欲しいから居続けます。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
株主の仕組みと同じことです。
いくら社長が立派でも他人の株主が過半数を超えると、 それは社長の会社ではなくて株主の会社となるんです。
だから、それまで普通のお客さんだったのが、 いいお客さんになった途端に意見を言います。
極端な話、Aは「もっとウチが儲かる商品を作れ!」とか、 ひどい場合には「あの社員を切れ!」とか言いやがります。
Aだから。その会社の商品はすべて買ってやっているから。
だから、Aがお客の中で35%を超えたら、 にっちもさっちもなんともならないんです。
その点、Bはたまらなく可愛いやつです。 Bは自分がBクラスだと分かっています。
しかし、Aになるほどの仕入れもできないので、 今の位置に甘んじているお客さんです。そして、
その会社のAに昇格するために日夜、励みます。
ベストなのは去った5%のAに代わるBを昇格させます。 それを毎年毎年、意識しながら繰り返すしかありません。
最もバカバカしいことは、Aが去って○| ̄|_ことです。 Aは必ず去って行ってしまう人なんだら忘れることです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━