昨日の住民放送の後に心無い3人から「まだ2本の指で打ってるの?」と、 メールが来たので真剣にブラインドタッチの練習をした@燃える杉山です。
ちなみに、なにをやればいいのか分からないので電子ピアノを開きました。
ですから、まずは指の運動としてハノンの練習を7~8回繰り返しました。
さぁ、そんなハノンは薬指のトレーニングなので昨日の深爪が痛くて辛い ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■私の知り合いに女子高で柔道を教えている男性がいます。
その女子高の柔道部には12人の部員がいるそうですが、 とっても強い選手もそれなりに強い選手もいるそうです。
■柔道は、どう考えても個人競技なので、
一人一人が強くなればそれでOKです。 しかし、彼は団体競技だと言いました。
■ちょっとでも一人の選手を指導しようものなら、
他の選手は冷たい目でその光景を眺めています。 ダメです。女のヤッカミは本当に恐ろしいです。
■その結果、ちょっとだけ指導された一人の選手どころか、
指導した彼の方も2~3日間は口を利いてもらえません。 とっても強い選手もそれなりに強い選手も弱くなります。
■だから、究極の個人競技であるはずなのに、
たった一人に先生が個別指導をしただけで、 まったく気が散って練習に身が入りません。
■「本当に厄介だ」と彼は言いました。
強い一人をさらに強くするためには、 全体を上手くまとめないとNGです。
■いい素質があるからといって一人に力を注ぐと、
その素質がある一人は仲間外れにされちゃうし、 他の素質がある選手もヤル気を失っちゃいます。
■と、ここまでは、だれでも知っているお話です。
ところが、たった一人を指導することによって、 全体が上手く回ってしまう場合もあるそうです。
■「偏差値で言うと51の選手」と彼は不思議なことを言いました。
それは、ちょっと体が不自由とか家庭が貧しいとかの-の条件と、 一生懸命に練習に励むという+の条件が絶妙に調和した数字です。
■だから、偏差値が60以上でも50以下の選手でもダメなんです。
人には言えないような不幸を背負っていながらひたむきに頑張る。 そんなだれからも認められているたった一人を抑えたら勝ちです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
ちょっと抽象的ですが、あまり具体的には書けません。 -の条件も+の条件も、それぞれによって異なります。
例えば、容姿の良し悪しもあるでしょうし、 勉強ができるできないというのもあります。
それを包含して偏差値で言うところの51がベストです。 まぁ、たまたまイチローの背番号と同じですが偶然です。
家庭的な部分でちょっぴり-な子の方が同情されます。 それがいいか悪いかではありません。真理なんだから。
「あ、先生も○○も頑張っているんだ!」と思ったら、 周りの選手たちも自ら一生懸命に練習に打ち込みます。
会社でも同じことです。一人を抑えれば上手く行きます。 でも、上司たちはどれを抑えればいいのか分かりません。
絶対に触れてはいけない部下ばっかを抑えようとします。 それは自ら進んで地雷が埋まった道を歩くのと同じです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━