せっかちな私はパソコンのメールの送受信ボタンを1時間に38回以上も 無意識のうちにクリックしていた@千円払って次女に数えさせた杉山です。
ちなみに、次女を隣に座らせるとお仕事をする父の姿を見せてやりました。
ですから、途中で3回ほど勝手に休憩したので38回以上だと思われます。
さぁ、そんな「ゲームみたいなお仕事なのね」と次女が感想を述べました ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■今日は、正しいライバルの持ち方についてお話します。
できればライバルなんて意識しない方が楽なんですが、 目の前の売上げを上げるためにはとっても効果的です。
■100メートル走でも隣でライバルが走るから、
普段では出せないようないいタイムが出せます。 最近のマラソンではペースメーカーも走ります。
■それらは、みんな横の関係です。
絶対にライバルは隣で走ります。 でも、多くの人は縦に求めます。
■典型的な例が、肉親や兄弟姉妹や、
もっと言えば、自分の子どもです。 身内をライバルにしてはNGです。
■特に先代の社長である親から会社を受け継いだ息子は、
一生懸命に先代を見返そうと追い抜こうと頑張ります。 しかし、どれだけ頑張ったところで100%無理です。
■絶対に時空は超えることができません。
縦の関係はいくら頑張っても無理です。 直系の身内の中で争ってはいけません。
■オヤジを見返そうと先代を追い抜こうと頑張れば頑張るほど、
最後は、そのエネルギーが間違いなく憎しみへと変わります。 だって、やってもやっても追いつくどころか姿も見えません。
■特に自分の肉親が立派な創業者であれば、
ただひたすらに尊敬するだけで十分です。 ライバルを持つなら赤の他人に限ります。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
二代目の若い社長とお話して思うんですが、 ほとんどオヤジのことしか頭にありません。
きっと本人は気づいていないと思いますが、 潜在意識レベルではオヤジがライバルです。
ビル・ゲイツでもアラブの石油王でも親は追い抜けません。 この世に生み落としてくれた肉親を抜ける訳がありません。
絶対に時空は超えることができません。 タイムマシーンが完成すれば別ですが、
それまでは絶対に直系は見返せません。
だから、頑張れば頑張るほど必ず憎しみへと変化するはずです。 それは、エネルギーを向ける方向が骨盤のようにズレてんです。
サラリーマン時代の私の掲げた目標はオヤジの年収でした。 ま、それしか明確に差が分かる尺度がなかったからですが、
いくら頑張っても5倍以上の差はまったく縮まりませんでした。 すると私は、オヤジに従った方が間違いなく得だと思いました。
でも、従うどころか疎遠になっちゃいましたが。 昔から脚本どおりにいったタメシがありません。
直系尊属(親)とか直系卑属(子)の関係は、 尊敬とか敬愛するだけに留めておくべきです。
戦うべき好敵手なら縦ではなくて必ず横に並ぶはずです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━