砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1062滴:選択肢は、すべて正しい

モーレツに暑くて集中力が2ミリしかなかった私は目を閉じてテキトーに 携帯電話を発信した@登録してあるのになぜか初めてお話をした杉山です。

ちなみに、その男性は三重県桑名市にお住まいの農業を営むいい人でした。

ですから、2~3人からしか掛かってこないのに登録者は582人でした。

さぁ、そんなお互いにまったく知らないのに20分も話し込んでしまった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■随分と前にもお話をしたことがありますが、

私は、なにかあると3人の社長に訊ねます。 それぞれに独特な考え方を持った社長です。

■本当に個性が強く「え?」と思うような発想の持ち主です。

そして、3人の答えが一致することはほとんどありません。 しかし、3人の答えのどれをとっても誤りではありません。

■すべてが正解です。要は、

どれを選んでもOKです。 私には全部がAAAです。

■それを選択肢と言うんです。でも、

多くの人の選択肢には正しいのと、 間違っているのが混在しています。

■だから、ジョーカーを掴んでしまいます。

丁か半かで選択したらバクチと同じです。 選択肢はすべてが正しくないとNGです。

■私は、その3人の社長のことを「カプセル怪獣」と呼んでいます。

そう、ウルトラセブンに登場するカプセルの中の3体の怪獣です。 困ったモロボシ・ダンが使うウインダム、ミクラス、アギラです。

■だから、どの怪獣を使ってもこっちの味方です。

しかし、多くの人が持っている選択肢の中には、 エレキングとかメトロン星人が混在しています。

■私は「エレキング使っちゃマズイだろ!」と心の中で叫んでいます。

最良を選択したつもりでもエレキングの電気ショックで自滅します。 またメトロン星人は煙草の中に人を発狂させる結晶体を混入します。

■本当に怖いお話です。でもね、みんなそれを使っているんだよ。

自分の選択肢の中から選んで失敗すること自体がおかしいです。 試験の問題じゃないんだから、誤りを抱える必要はありません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

だれかに認められて心から喜んでいる人がいるとします。 しかし、認めてくれた人がエレキングの場合も多いです。

世の中、間違いなくだれかは認めてくれるはずです。 でもね、それが必ずしも正しい人だとは限りません。

だれにもまったく相手にされない寂しい人たちは、 認めてくれる人、受け入れてくれる人を探します。

そう、彼らが行き着く先はヤクザか右翼か新興宗教です。 これは私が作ったルールじゃなくて決まってるんだもん。

でもね、選択肢の中にそれが混ざっているからです。 最初から混ざっていなければ選ぶことはありません。

例えば、生活が苦しいからマルチ商法に手を出したとします。 身の回りの人は「苦しいから仕方ないね」と言ってくれます。

違います。

そいつの選択肢の中には最初からそれがあって、 それをたまたま今がチャンスと選んだだけです。

どんなに生活が苦しくてもイジメられても、 ヤクザにならない奴は腐ってもなりません。

エレキングやメトロン星人を最初から持っているからです。 悲惨な理由とか言い訳は後からなんとでも言えるものです。

いくら認められてもその相手が間違った人ならNGです。 自分の選択肢だけはどれをとっても正解にするべきです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━