砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1113滴:社内の社長と社外の営業部長

日本で最も暑い多治見で働く社長に「アサリじゃないのよシジミはHA HAN 多治見だと言ってるじゃないのHO HON」と送信した@返事がない杉山です。

ちなみに、井上陽水の名曲『飾りじゃないのよ涙は』の見事な替え歌です。

ですから、人がせっかく心配をして応援歌を送ってやったのに許せません。

さぁ、そんなおそらくこのまま大切なご縁が切れてしまうそんな気がする ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■昨日は、その会社でしか通用しない肩書きをもらったところで、

自分の人生にはまったく影響がない!というお話をしましたが、 今日は、それにちょっと付随した小技を使う社長についてです。

■それは、営業部長の名刺を持つ社長です。

意外なことにこれがまた結構、多いです。 社長と営業部長の2つの名刺を持ちます。

■その理由は、最終決済権を持っていることがバレると困るからです。

どんな場合でも社長が一旦、口にしたらそれが最終決定となります。 初めて会う相手から「これ、いくらになるの?」と訊かれたときに、

■「社に戻って社長に訊いてみます」と営業部長の社長は回答します。

情けない話ですが、これがウルトラC級の技だと思っている社長は、 本当に多いんです。なんでもその場しのぎで済まそうとしています。

■そのときはなんとか上手く切り抜けたかも知れませんが、

5日後、ホテルのラウンジで偶然に会ったらどうするの? 自分が、社長なのか営業部長なのか分からなくなります。

■そして、最も怖いことは社長じゃなくなってしまうことです。

社長としての発想よりも営業部長としての発想になるんです。 本人は、その場しのぎのつもりでも確実に頭と体が覚えます。

■人生はね、今まで出会った人との再会の繰り返しなのよ。

ラウンジで遭遇したら困るようなことをしてはNGです。 チマチマと2つも3つも架空の肩書きを作るんじゃない。

■しかも、自ら自分を格下げた恥ずかしい肩書きなんて末代までの恥です。

そうまでして売ったところで仕方ありません。だって、それがバレたら 売ったものが返品されるどころか会社としての信用が0になるはずです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

幾度となく言っていますが、肩書きだけじゃなくて、 自分の名前だって1つが一番いいに決まっています。

ペンネームとかなんとかネームとかが本当に鬱陶しくて大嫌いです。 自分でも面倒臭くて覚えられないのに相手が覚える訳がありません。

あとね、たっくさんの肩書きを持っている人が身の回りに多いです。 それは、自分で勝手に作ったものじゃなくてリアルな肩書きですが、

自治会長とか町内防災委員長とかの名刺をそれぞれ作るんじゃない。

名刺入れに何種類もの自分の名刺がある人が結構、多い。 その手の人種は見栄っ張りで間違いなく仕事は遅いです。

仕事ができないとは言っていません。でも、遅いんです。 名刺入れに「これは何枚」とか分別して入れているから。

戦法とは頭で考えることです。名刺を変えてもムダです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━