砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1120滴:一泊研修で差をつけろ!(社員編)

20歳の夏に友だち3人と福井県にある海水浴場の水晶浜へ遊びに行って、 みんなでうつ伏せになって死体ごっこをやった@青春を謳歌した杉山です。

ちなみに、透き通るほどの美しい浅瀬に小汚い3人の男が漂っていました。

ですから、それを見つけた地元のOLが騒ぎ出すと人だかりができました。

さぁ、そんな「冗談で~す」と笑ったら「夢、叶えたろか」と怒鳴られた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■朝晩、ちょっぴり過ごしやすくなってきました。

もうそこまで栗色の秋の足音が聴こえてきます。 すると小さな会社の多くは半期を終えたのです。

■キリ番がとか区切りが大好きな日本人は、

決算日を慌しい12月31日に設けます。 だから、お盆が過ぎると半期も終えます。

■そして、残りの半期を頑張ろう!とする小さな会社の社長は、

秋の匂いに身をまかせながら国民宿舎で一泊研修を行います。 社員旅行を兼ねながら今後の方針を決める画期的な研修です。

■社員も日頃の環境とは異なる空間にかすかな喜びを覚えます。

でも、そこには目に見えない危険がいっぱい隠されています。 そう、一泊を共にするだけで本来の自分が出てしまうんです。

■社長は、社員旅行を兼ねた研修と言いながらも、

社員の本来の姿を垣間見てしまいます。社長が、 夜の食事の席で「まぁ、飲め」とお酒を注ぐと、

■バカな若手の社員は「あざぁすッ!」と言って本当に飲みます。

すると社長は「研修で来たんだろ!」と心の中で叫ぶはずです。 でも、笑顔で「お、飲めるんだな!」と手を震わせて注ぎます。

■例え宴会でも会社の中には無礼講などあり得ません。

ましてや、それが社員研修の食事の席なら尚更です。 社長は「明日も朝からあるんだぞ」と必ず思います。

■だから、一泊研修では普段とは違う自分を派手に演じ切ることです。

晩飯は必ず2杯はおかわりをしてお酒は一滴も飲んじゃいけません。 午前6時にロビーで日経新聞を広げているだけで評価は★★★です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

私が、一泊研修でまったく考えられないのは、 朝食が始まるギリギリまで寝ている奴らです。

朝が弱いとか貧血とか、そのレベルの問題じゃありません。 午前6時前にロビーでニュース番組を観なきゃいけません。

他のお客に迷惑だろうがなんだろうが構いません。 できるだけバカでかい音量で存在を知らしめます。

上の階にいるたった一人の社長に向かって。 世の中は、演技が上手い奴が生き残ります。

そう、朝食が始まるギリギリに慌てて駆け込むバカに明日はない。 いくら「いただきます」に間に合ったところで髪がベッカムです。

しかも、決まって両サイド&後ろ髪がベッカムなんです。

ま、語弊があるとは思いますが、一気飲みで 急性アル中になるような奴はお調子もんです。

それと同じように研修先でハメを外す奴は絶対に出世はできません。 せっかくの一泊研修です。会社の方針など考えるヒマはありません。

203号室に上がるときに靴を揃えるだけで★★★です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━