砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1129滴:お金をかき集めるという発想

昨晩、中部国際空港から岐阜へと向かう名鉄電車の窓から外をのぞいたら、 闇夜の中に「小島丙院」と電飾が光っていた@窓辺で悩んでいた杉山です。

ちなみに、大急ぎで自宅に戻ってグーグルで調べたら「小島病院」でした。

ですから、「病」のやまいだれの電球が切れて「丙」に見えただけでした。

さぁ、そんな長良川畔の旅館「すぎ山」が「すき山」だったのには笑った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■「会社の売上げが伸びません」というご相談を受けました。

「で?」と私が答えると「は?」と若い社長が返しました。 そんなこと私に訊かれても私だって無理なものは無理です。

■「相談する相手が間違っとる」とここまで出そうになりましたが、

今月は、下の娘の半年分の塾代を払う月だったので我慢しました。 だから、しょうがないので先方の会社まで自転車で行ったんです。

■私は、らせん状の階段を駆け上がった。

暑い。額から汗が噴き出すのを感じた。 まいったぜ!ハンカチを忘れちまった。

■こんな一人芝居でもやっていないと自転車をこぐのは辛いんです。

玄関のドアを左手で押して土足のまま狭いオフィスに入りました。 すると“お客さま~”とか“地域に貢献~”とかの額ばっかです。

■「なによ、これ?」と汗だくというよりもつゆだく状態の私。

「え、我が社のモットーですよ」とラテン系っぽい顔の社長。 「社員が勘違いしたらどうするのよ」と私は水を飲みました。

■会社は、法人といって法律で定められた人格を持っているんです。

だから、私たち人間と同じです。そして、人間の最大の美徳とは、 とにかく上手にお金をかき集めることです。それが一番大事です。

■「売ってなんぼ!とか書き換えたらどうよ」と私は言いました。

だから、会社でも個人でもお金をかき集めないことは悪徳です。 だって、お金がないと国や他人に厄介をかけるハメになります。

■会社の善し悪しは、理念やモットーではなく集金能力です。

彼はいい人だけどお金儲けが下手だよね、とか言いますが、 本当に彼がいい人だったならお金は絶対に集まるはずです。

■お金を稼がなきゃとか儲けなきゃと思うと苦しくなると思います。

だったら、半径500キロ以内からかき集めると思えばいいです。 日本銀行が発行している円の総量は嫌でも決まっているんだから。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

お金を稼ぐことはできるけど今は稼がない。 と言う奴がいますが、そいつは稼げません。

稼げる奴ならとっくに稼いでいるはずです。

お金を稼ぐことや儲けることに躊躇する人たちは、 なにか悪いことをしようと平気で考える人間です。

だから、お金儲け=よくないことと絶対に思っています。

これを売ればきっと幸せな人が世の中に溢れると思えば、 なにがあっても売るはずです。するとお金は集まります。

いい人間には、絶対にお金は集まるようにできています。

別に第三者から奪う訳ではありません。日本の中の円を 岐阜市祈年町に上手にかき集めようと思えば済む話です。

会社も個人も国や他人に厄介をかけないことが一番です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━